井上淳 (数学者)
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井上 淳(いのうえ あつし、1944年1月 - )は、静岡県生まれの数学者。東京工業大学名誉教授、理学博士。専門は偏微分方程式論、スーパー解析学。2024年、瑞宝中綬章受章[1][2]。
スーパー空間上の解析、偏微分方程式の記述限界の研究で知られる。指導学生に小薗英雄東北大学名誉教授など[3]。
経歴
[編集]- 1944年 静岡県に生まれる
- 1962年 都立日比谷高校卒業
- 1966年 東京大学理学部卒業
- 1968年 同大学院修士課程修了、同助手
- 1974年 理学博士号(東京大学)取得、同年広島大学助教授
- 1979年 東京工業大学助教授
- 1988年 東京工業大学教授
主な著書
[編集]- 『数学的思考:微分編』(エコノミスト社、2001年)
- 『数学的思考:積分編』(エコノミスト社、2001年)
所属学会
[編集]- 国際数理物理学会
- アメリカ数学会
脚注
[編集]- ^ 『官報』号外259号、令和6年11月5日
- ^ “令和6年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 3 (2024年11月3日). 2024年11月6日閲覧。
- ^ 数学という言語で自然科学の真理を探究する / Harnessing the Language That Is Mathematics to Search for the Truths of Natural Science【基幹理工学部 数学科・小薗英雄教授】早稲田大学