井生村楼
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井生村楼(いぶむらろう)は明治時代に東京浅草にあった大集会用の会場である。政治、宗教の演説会場として利用された。
1874年(明治7年)東京浅草須賀町に井生村楼という貸席が建設される。東京の演説会の会場として利用された。
1880年5月に創立された東京青年会(東京YMCA)も創立当初は頻繁に利用していた。
1880年(明治13年)8月のインド人牧師ナラヤンの「インドの過去・現在」という演説は、グイド・フルベッキと井深梶之助の通訳で大盛況を治めた。
1880年11月のクック宣教師の第2回学術講演なども開催された。
1883年(明治16年)5月に行われた第三回全国基督教信徒大親睦会の「演説」の会場として使用された。
1887年(明治20年)9月には旧自由党と立憲改進党合同の「大同団結大会」が開かれた。
参考文献
[編集]- 『日本キリスト教歴史大事典』教文館、1988年