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交通三悪(こうつうさんあく)とは、特に悪質・危険性の高い事故の原因となる無免許運転、飲酒運転、悪質な速度超過の3つを指す[1]。速度超過は、スピード違反や最高速度違反などと表現されることがある。
原付以上運転者(第1当事者)の飲酒運転や最高速度違反による事故での死亡事故率は、全体と比べると飲酒運転が7.4倍、最高速度違反では17.7倍と、安全運転義務違反を除くと、交通三悪による死亡事故の発生率が非常に高くなっている[2]。
当局の取り締まり強化と国民の交通安全意識の向上により、ここ数年、交通三悪による悪質・危険性の高い事故の減少が続いている。
- ^ 第084回国会 交通安全対策特別委員会 第3号
- ^ 平成18年中の交通死亡事故の特徴及び道路交通法違反取締り状況について(警察庁)