交響曲第3番 (リムスキー=コルサコフ)
表示
ニコライ・リムスキー=コルサコフの交響曲第3番ハ長調作品32は、1866年から1873年に書き上げられた交響曲である。
1886年に改訂されている。シューマン的な交響曲第1番、東洋趣味的で交響詩に近い(最終改訂時に交響組曲とされた)第2番『アンタール』と異なり、古典主義への回帰が見られる。
初演
[編集]1874年初演
演奏時間
[編集]約33分
楽器編成
[編集]構成
[編集]- 第1楽章:Moderato assai - Allegro
- ハ長調、4分の3拍子。序奏の付いたソナタ形式。最後はテンポを落としてハ短調で終結する。
- 第2楽章:Scherzo:Vivo - Trio:Moderato
- 第3楽章:Andante
- ホ長調、8分の6拍子。切れ目なく第4楽章へ続く。
- 第4楽章:Finale:Allegro con spirito
- ハ長調、4分の4拍子。ソナタ形式。コーダで第1楽章の第1主題が回帰する。
外部リンク
[編集]- 交響曲第3番の楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト