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人形劇団クラルテ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
有限会社 人形劇団クラルテ
種類 有限会社
本社所在地 日本の旗 日本
559-0015
大阪府大阪市住之江区南加賀屋3-1-7
設立 1948年2月
業種 サービス業
法人番号 3120002016780
事業内容 人形劇興行
代表者 代表取締役 八釼 恵子
資本金 1000万円
従業員数 38人(2016年度)
外部リンク http://www.clarte-net.co.jp/
特記事項:一般社団法人クラルテ(代表理事・東口次登)
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人形劇団クラルテ(にんぎょうげきだんクラルテ)は日本の人形劇団。大阪市住之江区を拠点とする。日本において長い伝統をもつ現代人形劇団の一つ。住之江にあるアトリエでの定期公演や学校や園での公演、中規模ホールでの上演を行う。

現在、人形劇団クラルテは法人名「有限会社 人形劇団クラルテ」「一般社団法人 人形劇団クラルテ」の2法人で活動している。

加盟

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日本児童・青少年演劇劇団協同組合

全国児童・青少年演劇協議会

NPO法人日本ウニマ(特定非営利活動法人 国際人形劇連盟日本センター)

一般社団法人全国専門人形劇団協議会(全人協)

大阪劇団協議会

上方人形劇人の会

沿革

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1948年 大阪府寝屋川市香里園にて、発足。

1953年 解散、ここまで第一次クラルテとする。

1955年 再建。第二次クラルテとして、住之江区南加賀屋(現在の美術工房所在地)にて出発。

1958年 「黄色いこうの鳥」(演出=川尻泰司、美術=吉田清治)で、初めて大阪府・市文化祭奨励賞を受賞。

1973年 近松門左衛門作「女殺油地獄」を上演。以降、クラルテの近松シリーズとして継続して創作。

1982年 アトリエを竣工(現在の事務所所在地)。

1988年 創立40周年記念、国立文楽劇場にて「国性爺合戦」(通し狂言、脚色・演出=吉田清治)を上演。

1995年 阪神・淡路大震災発生。岸和田のマドカホールで「ドリトル先生のサーカス」の団体鑑賞公演の日であった。その後、神戸地域を中心にボランティア公演を展開。

1998年 創立50周年記念「セロ弾きのゴーシュ」初演。オーケストラの生演奏、劇団員全員参加による上演。

2003年 創立55周年記念公演「三文オペラ」初演、10月には国立文楽劇場にて上演。

2008年 創立60周年記念「火の鳥~黎明編~」初演。

2011年 東日本大震災発生。東北地方へボランティア公演、その他支援活動に参加。

2012年 アトリエ竣工30周年記念イベント・実験劇場を年間通して実施。

2013年 創立65周年記念事業「火の鳥~黎明編~」全国縦断公演を兵庫県西宮市からスタート。(2017年9月まで継続公演)

2018年 創立70周年記念事業「はてしない物語」公演を9月に神戸・大阪・吹田 3会場(全5公演)で実施。2019年~全国公演中。

2019年 近松人形芝居 其の16「女殺油地獄」を近鉄アート館 9/29~10/5(全10公演)で実施。令和元年度(第74回)文化庁芸術祭賞 演劇部門 大賞を受賞。

2020年 「銀河鉄道の夜」をHEP HALL 9/8~10(全6公演)で新型コロナウイルス感染予防の対策をして実施。 

受賞歴

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1958年 「黄色いこうの鳥」 大阪府・市芸術祭奨励賞
1962年 「真冬に春がやってきた」   大阪府・市芸術祭奨励賞
1971年 「さるとかに」             大阪府民劇場奨励賞
1973年 「女殺油地獄」             大阪文化祭奨励賞
1975年 「出世景清」 大阪府民劇場奨励賞
1978年 「りんごがたべたいねずみくん」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
1979年 「だぶだぶ仲間森へいく」 東京都児童演劇優秀賞
 〃  「どっちがどっち」 東京都児童演劇優秀賞
1981年 「ぐるんぱのようちえん」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
1982年 「きつねライネケの裁判」 大阪新劇フェスティバル 作品賞
1984年 「ツエねずみ」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
1985年 「おおかみと七ひきのこやぎ」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
1986年 「瓜子姫とあまんじゃく」 国際エスペラント人形劇フェスティバル特別審査員賞
 〃  「ぞうくんのさんぽ」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
1987年 「トウモロコシはだれのもの」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
1988年 「国性爺合戦」 大阪文化祭正賞
1990年 「散るは櫻の花のみか」 大阪文化祭本賞
 〃  「おどれタムタム」 厚生省中央児童福祉審議会特別推薦文化財
1990年 「散るは櫻の花のみか」 大阪新劇フェスティバル 作品賞
1993年 「こぶたはいつもはらぺこ」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
 〃  「三匹のこぶた」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
 〃 「国性爺合戦」 大阪新劇フェスティバル 作品賞
1994年 「しずかなおはなし」 厚生省中央児童福祉審議会特別推薦文化財
 〃  「ソーニャと森の魔女」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
1996年 「うさぎのおうち」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
 〃  「ゴリラのパンやさん」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
 〃  「おばけのバーバパパ」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
1997年 「ぶたのたね」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
 〃  「たまごまごまご」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
1997年 「紅葉狩り剣のゆくゑ」 大阪新劇フェスティバル スタッフ賞(人形美術)
1998年 「セロ弾きのゴーシュ」 大阪新劇フェスティバル 作品賞
1999年 「さかないっぴきなまのまま」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
2000年 「カマキリと月」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
 〃  「ずんぐりイモムシの夢」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
 〃  「森のちいくまちゃん」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
 〃  「わくわくドッキン!こぶたのりんご」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
 〃  「きかんしゃ1414」 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
2004年 「小さな山神スズナ姫」 厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財
                                厚生労働省社会保障審議会推薦
 〃  「TEN・AMI」 大阪新劇フェスティバル 作品奨励賞
2005年 「スーホの白い馬」 厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財
 〃  「セチュアンの善人」 大阪新劇フェスティバル スタッフ賞(人形美術)
2006年 「スーホの白い馬」 厚生省中央児童福祉審議会特別推薦文化財
2007年 「ハムレット」 厚生労働省社会保障審議会特別推薦
厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財
厚生労働省児童福祉文化賞推薦
2008年 「火の鳥~黎明編~」 大阪新劇フェスティバル スタッフ賞(脚色)
2012年 「火の鳥~黎明編~」 厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財
厚生労働省社会保障審議会推薦
2014年 「おーいペンギンさーん」 厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財
厚生労働省社会保障審議会特別推薦
 〃  「七つの人形の恋物語」 大阪新劇フェスティバル 作品賞
2015年 「おきゃく、おことわり?」 厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財
厚生労働省社会保障審議会推薦
2018年 「はてしない物語」 大阪文化祭奨励賞(平成30年度)
                大阪新劇フェスティバル 作品賞 スタッフ賞(舞台美術)
                                           スタッフ賞(人形美術)
2019年 「女殺油地獄」 文化庁芸術祭賞 演劇部門 大賞(令和元年度)

人形劇団クラルテ アトリエ

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概要

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人形劇団クラルテアトリエは大阪市住之江区南加賀屋3-1-7にある。事務所、稽古場を兼ねた建物。

アトリエのかいと称して年三回(子どもの日、クリスマス、正月)の公演を行っている。また、夏に開催される『人形げきフェスタinすみのえ』の会場のひとつとなっている。

人形劇団クラルテアトリエ
正式名称 人形劇団クラルテアトリエ
所在地  〒559-0015 大阪市住之江区南加賀屋 3-1-7
竣工  1982年
アクセス  ・地下鉄四ツ橋線「住之江公園」駅下車。南 4 番出口から徒歩 7 分。・南海本線「住ノ江」駅下車。徒歩 15 分。

アクセス

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  • 地下鉄四ツ橋線「住之江公園」駅下車。南 4 番出口から徒歩 7 分。
  • 南海本線「住ノ江」駅下車。徒歩 15 分。

脚注

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参考文献

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  • 人形劇団クラルテHP[出典無効]
  • 人形劇団クラルテ創立70周年記念誌 人形劇団クラルテの歩みⅡ 2018/9/9
  • 人形劇団クラルテ創立60周年記念誌 60年つくりつづけた人形劇 2009/7/1

外部リンク

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