人形劇団クラルテ
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種類 | 有限会社 |
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本社所在地 |
日本 〒559-0015 大阪府大阪市住之江区南加賀屋3-1-7 |
設立 | 1948年2月 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 3120002016780 |
事業内容 | 人形劇興行 |
代表者 | 代表取締役 八釼 恵子 |
資本金 | 1000万円 |
従業員数 | 38人(2016年度) |
外部リンク | http://www.clarte-net.co.jp/ |
特記事項:一般社団法人クラルテ(代表理事・東口次登) |
人形劇団クラルテ(にんぎょうげきだんクラルテ)は日本の人形劇団。大阪市住之江区を拠点とする。日本において長い伝統をもつ現代人形劇団の一つ。住之江にあるアトリエでの定期公演や学校や園での公演、中規模ホールでの上演を行う。
現在、人形劇団クラルテは法人名「有限会社 人形劇団クラルテ」「一般社団法人 人形劇団クラルテ」の2法人で活動している。
加盟
[編集]日本児童・青少年演劇劇団協同組合
全国児童・青少年演劇協議会
NPO法人日本ウニマ(特定非営利活動法人 国際人形劇連盟日本センター)
一般社団法人全国専門人形劇団協議会(全人協)
大阪劇団協議会
上方人形劇人の会
沿革
[編集]1948年 大阪府寝屋川市香里園にて、発足。
1953年 解散、ここまで第一次クラルテとする。
1955年 再建。第二次クラルテとして、住之江区南加賀屋(現在の美術工房所在地)にて出発。
1958年 「黄色いこうの鳥」(演出=川尻泰司、美術=吉田清治)で、初めて大阪府・市文化祭奨励賞を受賞。
1973年 近松門左衛門作「女殺油地獄」を上演。以降、クラルテの近松シリーズとして継続して創作。
1982年 アトリエを竣工(現在の事務所所在地)。
1988年 創立40周年記念、国立文楽劇場にて「国性爺合戦」(通し狂言、脚色・演出=吉田清治)を上演。
1995年 阪神・淡路大震災発生。岸和田のマドカホールで「ドリトル先生のサーカス」の団体鑑賞公演の日であった。その後、神戸地域を中心にボランティア公演を展開。
1998年 創立50周年記念「セロ弾きのゴーシュ」初演。オーケストラの生演奏、劇団員全員参加による上演。
2003年 創立55周年記念公演「三文オペラ」初演、10月には国立文楽劇場にて上演。
2008年 創立60周年記念「火の鳥~黎明編~」初演。
2011年 東日本大震災発生。東北地方へボランティア公演、その他支援活動に参加。
2012年 アトリエ竣工30周年記念イベント・実験劇場を年間通して実施。
2013年 創立65周年記念事業「火の鳥~黎明編~」全国縦断公演を兵庫県西宮市からスタート。(2017年9月まで継続公演)
2018年 創立70周年記念事業「はてしない物語」公演を9月に神戸・大阪・吹田 3会場(全5公演)で実施。2019年~全国公演中。
2019年 近松人形芝居 其の16「女殺油地獄」を近鉄アート館 9/29~10/5(全10公演)で実施。令和元年度(第74回)文化庁芸術祭賞 演劇部門 大賞を受賞。
2020年 「銀河鉄道の夜」をHEP HALL 9/8~10(全6公演)で新型コロナウイルス感染予防の対策をして実施。
受賞歴
[編集]1958年 | 「黄色いこうの鳥」 | 大阪府・市芸術祭奨励賞 |
1962年 | 「真冬に春がやってきた」 | 大阪府・市芸術祭奨励賞 |
1971年 | 「さるとかに」 | 大阪府民劇場奨励賞 |
1973年 | 「女殺油地獄」 | 大阪文化祭奨励賞 |
1975年 | 「出世景清」 | 大阪府民劇場奨励賞 |
1978年 | 「りんごがたべたいねずみくん」 | 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財 |
1979年 | 「だぶだぶ仲間森へいく」 | 東京都児童演劇優秀賞 |
〃 | 「どっちがどっち」 | 東京都児童演劇優秀賞 |
1981年 | 「ぐるんぱのようちえん」 | 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財 |
1982年 | 「きつねライネケの裁判」 | 大阪新劇フェスティバル 作品賞 |
1984年 | 「ツエねずみ」 | 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財 |
1985年 | 「おおかみと七ひきのこやぎ」 | 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財 |
1986年 | 「瓜子姫とあまんじゃく」 | 国際エスペラント人形劇フェスティバル特別審査員賞 |
〃 | 「ぞうくんのさんぽ」 | 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財 |
1987年 | 「トウモロコシはだれのもの」 | 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財 |
1988年 | 「国性爺合戦」 | 大阪文化祭正賞 |
1990年 | 「散るは櫻の花のみか」 | 大阪文化祭本賞 |
〃 | 「おどれタムタム」 | 厚生省中央児童福祉審議会特別推薦文化財 |
1990年 | 「散るは櫻の花のみか」 | 大阪新劇フェスティバル 作品賞 |
1993年 | 「こぶたはいつもはらぺこ」 | 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財 |
〃 | 「三匹のこぶた」 | 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財 |
〃 | 「国性爺合戦」 | 大阪新劇フェスティバル 作品賞 |
1994年 | 「しずかなおはなし」 | 厚生省中央児童福祉審議会特別推薦文化財 |
〃 | 「ソーニャと森の魔女」 | 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財 |
1996年 | 「うさぎのおうち」 | 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財 |
〃 | 「ゴリラのパンやさん」 | 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財 |
〃 | 「おばけのバーバパパ」 | 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財 |
1997年 | 「ぶたのたね」 | 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財 |
〃 | 「たまごまごまご」 | 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財 |
1997年 | 「紅葉狩り剣のゆくゑ」 | 大阪新劇フェスティバル スタッフ賞(人形美術) |
1998年 | 「セロ弾きのゴーシュ」 | 大阪新劇フェスティバル 作品賞 |
1999年 | 「さかないっぴきなまのまま」 | 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財 |
2000年 | 「カマキリと月」 | 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財 |
〃 | 「ずんぐりイモムシの夢」 | 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財 |
〃 | 「森のちいくまちゃん」 | 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財 |
〃 | 「わくわくドッキン!こぶたのりんご」 | 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財 |
〃 | 「きかんしゃ1414」 | 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財 |
2004年 | 「小さな山神スズナ姫」 | 厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財 |
厚生労働省社会保障審議会推薦 | ||
〃 | 「TEN・AMI」 | 大阪新劇フェスティバル 作品奨励賞 |
2005年 | 「スーホの白い馬」 | 厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財 |
〃 | 「セチュアンの善人」 | 大阪新劇フェスティバル スタッフ賞(人形美術) |
2006年 | 「スーホの白い馬」 | 厚生省中央児童福祉審議会特別推薦文化財 |
2007年 | 「ハムレット」 | 厚生労働省社会保障審議会特別推薦 |
厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財 | ||
厚生労働省児童福祉文化賞推薦 | ||
2008年 | 「火の鳥~黎明編~」 | 大阪新劇フェスティバル スタッフ賞(脚色) |
2012年 | 「火の鳥~黎明編~」 | 厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財 |
厚生労働省社会保障審議会推薦 | ||
2014年 | 「おーいペンギンさーん」 | 厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財 |
厚生労働省社会保障審議会特別推薦 | ||
〃 | 「七つの人形の恋物語」 | 大阪新劇フェスティバル 作品賞 |
2015年 | 「おきゃく、おことわり?」 | 厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財 |
厚生労働省社会保障審議会推薦 | ||
2018年 | 「はてしない物語」 | 大阪文化祭奨励賞(平成30年度) |
大阪新劇フェスティバル 作品賞 スタッフ賞(舞台美術) | ||
スタッフ賞(人形美術) | ||
2019年 | 「女殺油地獄」 | 文化庁芸術祭賞 演劇部門 大賞(令和元年度) |
人形劇団クラルテ アトリエ
[編集]概要
[編集]人形劇団クラルテアトリエは大阪市住之江区南加賀屋3-1-7にある。事務所、稽古場を兼ねた建物。
アトリエのかいと称して年三回(子どもの日、クリスマス、正月)の公演を行っている。また、夏に開催される『人形げきフェスタinすみのえ』の会場のひとつとなっている。
人形劇団クラルテアトリエ | |
正式名称 | 人形劇団クラルテアトリエ |
所在地 | 〒559-0015 大阪市住之江区南加賀屋 3-1-7 |
竣工 | 1982年 |
アクセス | ・地下鉄四ツ橋線「住之江公園」駅下車。南 4 番出口から徒歩 7 分。・南海本線「住ノ江」駅下車。徒歩 15 分。 |
アクセス
[編集]- 地下鉄四ツ橋線「住之江公園」駅下車。南 4 番出口から徒歩 7 分。
- 南海本線「住ノ江」駅下車。徒歩 15 分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 人形劇団クラルテHP[出典無効]
- 人形劇団クラルテ創立70周年記念誌 人形劇団クラルテの歩みⅡ 2018/9/9
- 人形劇団クラルテ創立60周年記念誌 60年つくりつづけた人形劇 2009/7/1