人新世の「資本論」
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人新世の「資本論」 | ||
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著者 | 斎藤幸平 | |
発行日 | 2020年9月17日 | |
発行元 | 集英社 | |
ジャンル | 経済学 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | 新書 | |
ページ数 | 384 | |
公式サイト | 人新世の「資本論」 集英社 | |
コード | ISBN 978-4087211351 | |
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『人新世の「資本論」』(ひとしんせいの しほんろん)は、日本の哲学者・経済思想家である斎藤幸平の著書。現代の大量生産、大量消費社会に対する痛烈な批判とともに、時代遅れとされていたマルクス思想の再考の必要性を訴えている。
概要
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
2020年9月に集英社新書の1冊として刊行され、2020年から2021年にかけて読売新聞[1]や、東京新聞[2]の書評などで取り上げられ話題となった[3][4]。2021年8月時点で新書として異例の30万部を超える売り上げを記録し[5]、2023年8月時点で累計発行部数50万部を超えた[6]。
翻訳
[編集]韓国語、スペイン語、カタルニア語、ドイツ語、英語[7][8]に翻訳して刊行された[6]。
韓国語
[編集]キム・ヨンヒョンが韓国語に翻訳し、『지속 불가능 자본주의』(「持続不可能資本主義」)と題して、2021年10月に韓国で出版された[9][10]。その後、韓国出版人会議が主催する第1回「アジア・ブックアワード 2021」で⼀般書部⾨の年間最優秀図書賞を受賞した[11]。
英語
[編集]大学講師兼翻訳家のBrian Bergstrom[12]が英語に翻訳し、『Slow down : the degrowth manifesto』と題して、2024年1月に出版された[7][8]。
脚注
[編集]- ^ 瀧澤弘和(経済学者、中央大学教授)「「脱成長コミュニズム」へ」『読売新聞』(2020年12月13日)。2021年9月15日閲覧。
- ^ 森永卓郎「「脱成長」こそ矛盾打ち破る」『東京新聞』(2020年10月11日)。2021年9月15日閲覧。
- ^ 「SDGsで温暖化止まらず『人新世の「資本論」』(売れてる本)『朝日新聞』(2021年1月16日)。2021年9月15日閲覧。
- ^ 人新世の「資本論」 さいたま市図書館。2021年9月12日閲覧。
- ^ 「人新世の『資本論』」なぜここまで売れるのか 著者が「一番の事件」と感じた現象 『GLOBE+』(2021年8月2日)、朝日新聞社。2021年9月12日閲覧。
- ^ a b 「斎藤幸平・著『人新世の「資本論」』(集英社新書)がついに50万部突破! 世界各地で翻訳版も続々刊行!」『PR TIMES』(2023年8月24日)。2024年3月18日閲覧。
- ^ a b "Title: Slow down : the degrowth manifesto / written by Kōhei Saitō; translated by Brian Bergstrom. Other titles: Hitoshinsei no “Shihonron.” English" Google ブックス。2024年3月18日閲覧。
- ^ a b "Slow down : the degrowth manifesto" Amazon.com. 2024年3月18日閲覧。
- ^ "지속 불가능 자본주의 기후 위기 시대의 자본론" NAVER. 2022年10月8日閲覧。
- ^ チェ・ウォンヒョン記者 “새로운 세대는 자본주의 멈출 ‘탈성장 코뮤니즘’ 추구한다”(新しい世代は資本主義を止める「脱成長コミュニズム」を追究する)『ハンギョレ』2022年10月8日閲覧。
- ^ 「集英社 斎藤幸平『⼈新世の「資本論」』が「アジア・ブックアワード 2021」で最優秀図書賞を受賞」文化通信(2021年12月15日)。2022年10月8日閲覧。
- ^ "ABOUT THE TRANSLATOR" Google ブックス。2024年3月18日閲覧。