今井信雄
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今井 信雄(いまい のぶお、1917年 - 2009年)は、日本の国文学者。信州白樺派教員に関する研究の第一人者である。
略歴
[編集]長野県諏訪郡長地村(現・岡谷市)出身。長野県諏訪中学校(現・長野県諏訪清陵高等学校・附属中学校)を経て、國學院大学卒業。長野県内の小中高校教諭を経て、1948年成城学園中学校高等学校教諭。指揮者小澤征爾の中学の担任となり、小澤が指揮者の道に進んだのは今井の進言が影響した[1][2]。成城短期大学(のちの成城大学短期大学部)助教授を経て、同短期大学教授、同短期大学学長。1983年退官、同短期大学名誉教授。
著書
[編集]単著
[編集]- 『近代戯曲』市ケ谷出版社 文芸読本 1950年
- 『「白樺」の周辺 信州教育との交流について』信濃教育会出版部 1975年(第4回平林たい子文学賞評論部門候補作)
- 『この道を往く 漂泊の教師赤羽王郎』講談社 1988年