今泉みね子
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今泉 みね子(いまいずみ みねこ、1948年 - )は、日本の環境ジャーナリスト、翻訳家。
略歴
[編集]東京都生まれ。女子学院高等学校、国際基督教大学教養学部自然科学科生物学(生態学)専攻卒業。1983年から1986年に、西ドイツのフライブルク大学に子連れ留学する。1990年からフライブルクに永住、ヨーロッパの環境政策・対策について執筆・講演・調査、生物学や環境保護についての英語・ドイツ語文献の翻訳を行う。動物学者・今泉吉晴は元夫。
著書
[編集]- 『緑のフライブルクで愛を見た』(講談社) 1994
- 『ドイツを変えた10人の環境パイオニア』(白水社) 1997
- 『みみずのカーロ シェーファー先生の自然の学校』(合同出版) 1999
- 『フライブルク環境レポート』(中央法規出版) 2001
- 『6000000000個の缶飲料 町をかえたマリーとF組の子どもたち』(合同出版) 2001
- 『森の幼稚園 シュテルンバルトがくれたすてきなお話』(アンネッテ・マイザー共著、合同出版) 2003
- 『ここが違う、ドイツの環境政策』(白水社) 2003
- 『ドイツ発、環境最新事情』(中央法規出版) 2004
- 『励ます弁当 日本からドイツへ、さらに遠くの国へ』(ランダムハウス講談社) 2008
- 『クルマのない生活 フライブルクより愛をこめて』(白水社) 2008
- 『脱原発から、その先へ ドイツの市民エネルギー革命』(岩波書店) 2013
翻訳
[編集]- 『文明に囚われた動物たち 動物園のエソロジー』(H・ヘディガー、今泉吉晴共訳、思索社) 1983
- 『ザ・サバイバル 動物生き残りの知恵』(フランツ・ガイザー, ハンス・ドッセンバッハ、誠文堂新光社) 1985
- 『ナチュラリスト志願』(ジェラルド・ダレル, リー・ダレル、日高敏隆共訳、ティビーエス・ブリタニカ) 1985
- 『線画の世界 人間のもう一つの言葉』(ゲロルフ・シュタイナー、思索社) 1988
- 『シュテュンプケ氏の鼻行類 分析と試論』(カール・D・S・ゲーステ、思索社) 1989.10
- 『ネコの本』(デヴィド・テイラー、日本テレビ放送網) 1990.4
- 『ライオン、忍び寄る黄金の影』(ジョージ・B・シャラー、今泉吉晴共訳、早川書房) 1990.9
- 『オオカミと生きる』(ヴェルナー・フロイント、白水社) 1991
- 『ローレンツとは誰だったのか あるサイコグラムの試み』(ノルベルト・ビショッフ、白水社) 1992
- 『体と家庭を守る家事法50 環境問題先進国ドイツに学ぶ』(カトリーヌ・ベーレント, ブリギッテ・シュメルツァー、主婦の友社) 1992
- 『地球環境を壊さない生活法50 環境問題先進国ドイツに学ぶ』(ゲルト・プフィッツェンマイヤー, ブリギッテ・シュメルツァー、主婦の友社) 1992
- 『動物の性生活』(ヘルベルト・ヴェント、博品社) 1994.11
- 『コンラート・ゲスナー 生涯と著作』(ハンス・フィッシャー、博品社) 1994.4
- 『オオカミ その行動・生態・神話』(エリック・ツィーメン、白水社) 1995.4
- 『愛の解剖学』(カール・グラマー、紀伊国屋書店) 1997.2
- 『ネコの行動学』(パウル・ライハウゼン、今泉吉晴共訳、どうぶつ社) 1998.4
- 『環境にやさしい幼稚園・学校づくりハンドブック』(エーリッヒ・ルッツ, ミヒャエル・ネッチャー、ドイツ環境自然保護連盟編、中央法規出版) 1999.4
- 『環境マネジメントによるコスト削減 ドイツ100社の1000の成功例』(マクシミリアン・ゲーゲ編、白水社) 1999
- 『ソーラー地球経済』(ヘルマン・シェーア、岩波書店) 2001
- 『イルカがくれた奇跡 障害児とアニマルセラピー』(カタリーナ・ツィンマー、白水社) 2006
- 『野をわたる風にのる』(アンネ・メッラー、岩波書店) 2006 - 大型絵本
- 『巣をつくるあなをほる 虫の子育て』(アンネ・メッラー、岩波書店) 2006 - 大型絵本
- 『哲学者とオオカミ 愛・死・幸福についてのレッスン』(マーク・ローランズ、白水社) 2010
- 『インフォグラフィクス原発 放射性廃棄物と隠れた原子爆弾』(エステル・ゴンスターラ、岩波書店) 2011
- 『インフォグラフィクス気候変動』(エステル・ゴンスターラ、岩波書店) 2013