以久科駅
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以久科駅 | |
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いくしな Ikushina | |
◄斜里 (4.6 km) (3.6 km) 下越川*► | |
所在地 | 北海道斜里郡斜里町字以久科南 |
所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
所属路線 | 根北線 |
キロ程 | 4.6 km(斜里起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1957年(昭和32年)11月10日 |
廃止年月日 | 1970年(昭和45年)12月1日 |
備考 |
根北線廃線に伴い廃駅 *下越川駅との間に西二線仮乗降場があった。 |
以久科駅(いくしなえき)は、かつて北海道斜里郡斜里町字以久科南に存在した、日本国有鉄道(国鉄)根北線の鉄道駅(廃駅)である。事務管理コードは▲111801[1]。
歴史
[編集]年表
[編集]- 1957年(昭和32年)11月10日:根北線の開業と同時に新設[2]。一般駅。
- 1958年(昭和33年)8月20日:無人駅化[2]。貨物・荷物の取り扱いを廃止。
- 1970年(昭和45年)12月1日:根北線の全線廃止に伴い、廃駅となる[3]。
駅名の由来
[編集]所在地名より。猿間川上流の支流名に由来し、河川名としては「幾品」の字があてられている[4]。
アイヌ語の「エクシナペッ(e-kusna-pet)」(そこ・を突き抜けている・川[注釈 1]、あるいは、そこ・を横ぎっている・川[注釈 2])、あるいは「イクシナペッ(i-kus-na-pet)」(そこ・の向こう側・の方の・川)に由来するとされる[5][4]。
駅跡
[編集]廃駅後、かつての駅舎と官舎が構内の跡地(農地)に長らく残っていたが、1998年(平成10年)に取り壊された。現在は、駅へ通じていた道が残っているのみ。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、248頁。doi:10.11501/1873236 。2023年4月2日閲覧。
- ^ a b 『鉄道百年の歩み』 p. 94
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 103
- ^ a b 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 山田秀三著作集 別巻〉、2018年11月30日、218頁。ISBN 978-4-88323-114-0。
- ^ “アイヌ語地名リスト ア~イチ P1-10”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月20日閲覧。
参考文献
[編集]- 北海道旅客鉄道釧路支社『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』(2001年)