任鍾晳
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(任鍾ソクから転送)
任 鍾晳(イム・ジョンソク、朝鮮語: 임종석、1966年4月24日 - )は、大韓民国の政治家、元学生運動家。本貫は長興任氏。全羅南道長興郡出身[1]。
学生時代には、全国大学生代表者協議会議長として北朝鮮で開催の第13回世界青年学生祭典に女子大学生林秀卿を派遣。この際の金日成主席と抱擁シーンは訪北禁止時代にあって大きな注目を集めた。この事件により逮捕され懲役5年の実刑判決(国家保安法違反)をうけ、3年半服役した[2]。
2024年の第22代総選挙ではソウル中区・城東区甲選挙区から出馬しようとしたが、党の公認候補は全賢姫に決められたため不出馬となった[3]。
略歴
[編集]- 1985年:龍門高等学校卒業
- 1986年:漢陽大学無機材料工学科入学
- 1987年〜1989年:漢陽大学教内音楽club開闢創立と活動
- 1989年:漢陽大学総学生会長
- 1989年:全国大学生代表者協議会(全大協)第3代議長
- 1991年:林秀卿の訪北朝鮮事件の関与している拘束
- 1994年:青年情報Center創立
- 1995年:漢陽大学無機材料工学科卒業
- 1999年:新千年民主党の結党準備委員
- 2000年:第16代国会議員(新千年民主党、ソウル城東区)
- 2004年:第17代国会議員(ウリ党、ソウル城東区)
- 2004年:ヨルリウリ党の院内代弁者
- 2004年:「南北経済文化協力財団」創立。理事長を務める。[4][5]
- 2008年:統合民主党ソウル城東区を党協委員長
- 2013年:朴元淳ソウル市長キャンプ総括チーム長
- 2014年〜2015年:ソウル特別市政務副市長
- 2017年5月10日〜2019年:大韓民国大統領秘書室長
- 2019年1月〜:アラブ首長国連邦特任外交特別補佐官[6]
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “대한민국헌정회”. www.rokps.or.kr. 2022年3月12日閲覧。
- ^ 崔碩栄 (2017年5月15日). “『親北』に傾くのか? 韓国新大統領の右腕「秘書室長」の怪しい経歴”. WEDGE. 2019年9月29日閲覧。
- ^ 박경준 (2024年3月4日). “임종석 잔류에 한숨 돌린 민주…홍영표 등 탈당 '잔불' 남아(종합)” (朝鮮語). 연합뉴스. 2024年3月5日閲覧。
- ^ “著作権料の名目で北に送金”. 統一日報 (2020年9月16日). 2021年3月18日閲覧。
- ^ “秘書室長は“北朝鮮の経済代理人” あのミサイル映像で北に著作権料”. 産経新聞 (2017年8月22日). 2021年3月18日閲覧。
- ^ “青瓦台出身で使い回す文在寅式の「身内リサイクル人事」…なぜ?”. 中央日報 (2019年3月6日). 2019年9月29日閲覧。