伊佐山伊三郎
表示
伊佐山伊三郎(いさやま いさぶろう、1887年12月-1945年5月)は、日本の獣医師、朝鮮総督府官僚、朝鮮総督府道獣医官。
来歴・人物
[編集]埼玉県出身[1]。旧制埼玉県立熊谷中学校[2]、旧制第二高等学校を経て[2]、1915年、東京帝国大学農科大学獣医学科卒業[3]。
1920年、青島守備軍民政部技師となる。1925年、朝鮮総督府道獣医官仁川牛検疫所長となる。1927年以降、朝鮮総督府道獣医官兼朝鮮総督府道技師、移出牛検疫所長、京畿道警察部衛生課技師、警務局衛生課、獣疫血清製造所長、家畜衛生研究所長、警務局家畜防疫に関する専任技師を歴任する[1][4]。
1936年、朝鮮総督府警務局家畜衛生主任道獣医官となる[5]。
エピソード
[編集]移出牛の血清診断の強制制度を緩和するための交渉の際、農林省に派遣され折衝した[4]。
脚注
[編集]- ^ a b “植民地官僚経歴図 伊佐山伊三郎(いさやまいさぶろう)”. 国立公文書館アジア資料センター. 2025年1月4日閲覧。
- ^ a b 第二高等学校 編『第二高等学校一覧 明治42-43年』1911年 。
- ^ 東京帝国大学 編『東京帝国大学一覧 従大正元年 至大正2年』1913年 。
- ^ a b 山脇圭吉 編『日本家畜防疫史』1939年 。
- ^ 現代之獣医社 編『獣医畜産年鑑1936』1936年 。