伊江朝倚
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伊江 朝倚(いえ ちょうき、1715年〈正徳5年/康熙54年〉 - 1763年〈宝暦13年/乾隆28年〉)は、琉球王国第二尚王氏王統の人。唐名は尚依仁。伊江御殿六世である伊江按司朝良の長男。伊江御殿七世。室は尚敬王の次女瑞慶覧翁主、童名 (琉球諸島・奄美群島)は思戸金。
1731年(享保16年/雍正9年)、 欹髻を結い、伊江島大城の名島を賜る。1735年(享保20年/雍正13年)、室思戸金按司が、中城間切瑞慶覧の名島を賜る。 1746年(延享3年/乾隆11年)、家統を継いで伊江島総地頭職に任ぜられ、知行高百石を賜る。1758年(宝暦8年/乾隆23年)、総与頭職兼大与奉行職に任ぜられる。1760年(宝暦10年/乾隆25年)、王命で王世子の養父となる。1763年(宝暦13年/乾隆28年)、王子の位に陛り、知行高百石を賜る(都合二百石)。1784年(天明4年/乾隆49年)、室尚氏が、聞得大君となり知念間切総地頭職を賜る。
系譜
[編集]- 父:伊江按司朝良(向氏伊江御殿六世)
- 母:翁氏真鍋樽
- 室:瑞慶覧翁主(尚敬王次女)
- 長女:思亀樽
- 長男:伊江按司朝藩(向氏伊江御殿八世)
- 次男:朝征、唐名:向執和、童名:真蒲戸
- 次女:司雲上按司、童名:真鶴金(向誠範・我那覇按司朝冨に嫁ぐ)
- 三女:真牛金(向天保・玉川按司朝英に嫁ぐ)
参考文献
[編集]この節で示されている出典について、該当する記述が具体的にその文献の何ページあるいはどの章節にあるのか、特定が求められています。 |
- 那覇出版社(編集) 編『沖縄門中大事典』宮里朝光(監修)、那覇出版社、1998年8月。ASIN 4890951016。ISBN 978-4890951017。 NCID BA37599475。OCLC 44263313。全国書誌番号:99054933。
- 比嘉朝進『士族門中家譜』(再版)球陽出版、2005年4月。ASIN 4990245709。ISBN 978-4990245702。 NCID BA72676585。OCLC 170134325。