伊藤久秋
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伊藤 久秋(いとう ひさあき、1897年 - 1980年10月27日[1])は、日本の経済学者。青山学院大学経済学部名誉教授。立地論が専門。
来歴
[編集]長崎県出身。長崎高等商業学校卒[2]、1944年「地域の経済理論」で京都帝国大学より経済学博士の学位を取得。長崎高等商業学校教授、1926年までドイツ・フライブルクに学び、のち青山学院大学経済学部教授。1968年定年、名誉教授、大東文化大学教授。
著書
[編集]- 『マルサス人口論の研究』丸善 1928
- 『工業経済理論』内外出版印刷 1935
- 『理論経済学講義案 上 (序論及生産論)』平野書店 1937
- 『経済思想と学説』経済特殊研究叢書 大同書院 1939
- 『ウエーバー工業立地理論の研究』叢文閣 1940
- 『地域の経済理論』叢文閣 1940
- 『価格論 理論経済学の基礎』有斐閣 1956
- 『ウェーバー工業立地論入門』大明堂 1970
- 『読書余録』崙書房 1980
共編
[編集]翻訳
[編集]- シュルチェ・ゲーバァニッツ『不列顛世界権の根柢』伊藤久秋 1921
- カール・ディール『社会問題二十五講』山内正暸共訳 改造社 1930
- アルバート・M.レバンソン, バベット・S.ソロン『現代の価格理論』榎本弘共訳 勁草書房 1966