伊藤朱里
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伊藤 朱里 (いとう あかり) | |
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誕生 |
1986年3月10日(38歳) 静岡県浜松市 |
職業 | 小説家 |
最終学歴 | お茶の水女子大学卒業 |
活動期間 | 2015年 - |
ジャンル | 小説 |
主な受賞歴 | 第31回太宰治賞(2015年) |
デビュー作 | 『名前も呼べない』(2015年) |
ウィキポータル 文学 |
伊藤 朱里(いとう あかり、1986年3月10日[1] - )は、日本の小説家。女性[2]。静岡県浜松市出身[3]。お茶の水女子大学文教育学部卒業。
経歴・人物
[編集]幼少期に祖母にワープロを買ってもらい文章を打ち始め[4][5]、高校から大学にかけて原稿用紙10枚に満たない作品を書き上げるようになる[5]。最初に読んだ記憶のある本は高峰秀子『にんげん蚤の市』[5]。他、「ドリトル先生」シリーズ、「クレヨン王国」シリーズ、姉の本棚にあったファンタジー小説などを読んで育った[5]。
お茶の水女子大学文教育学部を卒業[6]後、就職するが、2013年に朝井リョウのデビュー作『桐島、部活やめるってよ』を読んでショックを受け[5]、退職して小説を書いては応募する生活を送る[7]。2015年、「変わらざる喜び」で第31回太宰治賞を受賞[8]。同年、同作を『名前も呼べない』に改題し刊行、小説家デビュー[9]。
ハロー!プロジェクトのファンであり、推しメンはJuice=Juiceの段原瑠々[10]。
作品リスト
[編集]単行本
[編集]- 『名前も呼べない』(2015年11月 筑摩書房 / 2022年9月 ちくま文庫)
- 名前も呼べない(第31回太宰治賞受賞作)
- お気に召すまま(書き下ろし)
- 『稽古とプラリネ』(2017年3月 筑摩書房)
- 『緑の花と赤い芝生』(2018年9月 中央公論新社 / 2023年7月 小学館文庫)
- 『きみはだれかのどうでもいい人』(2019年9月 小学館 / 2021年9月 小学館文庫)
- 『ピンク色なんかこわくない』(2022年2月 新潮社)
- 「赤い小鳥」(初出:『小説新潮』2017年11月号)
- 「誘惑の家」(初出:『yom yom』2018年6月号)
- 「ピンク色なんかこわくない」(初出:『yom yom』2018年12月号)
- 「幸福な母親」(初出:『yom yom』2020年10月号)
- 「わが家は花ざかり」(書き下ろし)
- 『内角のわたし』(2023年3月 双葉社)
雑誌等掲載作品
[編集]- 小説
- 「変わらざる喜び」 - 『太宰治賞 2015』(筑摩書房、2015年6月)
- 「婦女子のめざめ」 - 『小説BOC 5(2017年春)』(中央公論新社、2017年4月)
- エッセイ等
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.442
- ^ 三鷹市 | 広報みたか2015年5月17日12面
- ^ 太宰治賞に浜松市出身の伊藤朱里さん|静岡新聞アットエス
- ^ 『ダ・ヴィンチ』KADOKAWA、2016年8月号、135ページ
- ^ a b c d e インタビュー 作家 伊藤朱里さん|集英社 WEB文芸 RENZABURO レンザブロー
- ^ 第31回太宰治賞受賞作が決定いたしました | 筑摩書房
- ^ 「女の子の不幸が全部盛り」新人作家・伊藤朱里が描く25歳女性のリアル | ENTERTAINMENT | ananニュース
- ^ 太宰治賞に伊藤朱里さんの「変わらざる喜び」 - 産経ニュース
- ^ 今年の太宰治賞受賞者・伊藤朱里さんのデビュー作 | 筑摩書房 Twitter
- ^ “https://mobile.twitter.com/itohakari/status/1494746161546076163”. Twitter. 2022年6月28日閲覧。