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伊藤杯 宮の森ナイタージャンプ大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

伊藤杯 宮の森ナイタージャンプ大会は、札幌市宮の森ジャンプ競技場で開催されるスキージャンプの大会である。

概要

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伊藤杯の名称は日本スキー界の重鎮伊藤義郎(伊藤組土建会長、国際スキー連盟副会長兼全日本スキー連盟会長兼北海道スキー連盟会長兼札幌スキー連盟会長)にちなむ。

歴代優勝者

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回数 日付 会場 氏名 所属 得点 1本目(m) 2本目(m)
1 1977年3月24日 宮の森シャンツェ 中越靖也 専修大学 226.7  82.5  83.0
2 1978年3月25日 宮の森シャンツェ 敦賀栄 たくぎん 251.0  85.0  86.0
3 1979年3月24日 宮の森シャンツェ 敦賀栄 たくぎん 235.5  83.5  80.0
4 1980年3月22日 宮の森シャンツェ 長岡勝 東海第四高校 252.2  85.0  85.5
5 1981年3月20日 宮の森シャンツェ 秋元正博 地崎工業 212.2  76.0  77.0
6 1982年3月20日 宮の森シャンツェ 秋元正博 地崎工業 222.1  80.0  79.5
7 1983年3月10日 宮の森シャンツェ 八木弘和 たくぎん 248.5  85.5  85.5
8 1984年3月16日 宮の森シャンツェ 嶋宏大 地崎工業 197.4  84.0  85.0
9 1985年3月15日 宮の森シャンツェ 田尾克史 雪印乳業 231.1  91.0  92.5
10 1986年3月14日 宮の森シャンツェ 冨谷茂樹 東京美装 206.6  86.5  89.5
11 1987年3月13日 宮の森シャンツェ 秋元正博 地崎工業 122.2  94.5  ─
12 1988年3月17日 宮の森シャンツェ 秋元正博 地崎工業 218.5  87.0  88.0
13 1989年3月24日 宮の森シャンツェ 二階堂学 東洋実業グループ 208.9  89.0  83.0
14 1990年3月16日 宮の森シャンツェ 桜井仁 たくぎん 212.4  87.0  85.0
15 1991年3月15日 宮の森シャンツェ 原田雅彦 雪印乳業 208.5  84.5  85.5
16 1992年3月20日 宮の森シャンツェ 渋谷潤 たくぎん 212.2  89.5  85.0
17 1993年3月19日 宮の森シャンツェ 須田健仁 東京美装 214.5  86.0  86.5
18 1994年3月18日 宮の森シャンツェ 坂口昇平 雪印乳業 228.0  86.0  90.0
19 1995年3月17日 宮の森シャンツェ 岡村創太 東海第四高校 200.5  82.0  83.5
20 1996年3月15日 宮の森シャンツェ 東和広 日本空調サービス 212.0  84.5  85.5
21 1997年3月14日 宮の森シャンツェ 安崎直幹 NTT北海道 238.5  93.0  90.0
22 1998年3月13日 宮の森シャンツェ 西森享平 白馬スキークラブ 233.0  88.5  94.0
23 1999年3月12日 宮の森シャンツェ 須田健仁 東京美装 236.5  93.0  87.0
24 2000年3月10日 宮の森シャンツェ 西森享平 白馬スキークラブ 215.0  89.5  84.5
25 2001年3月20日 宮の森シャンツェ 千葉勝利 東洋実業グループ 107.5  86.5  ─
26 2002年3月23日 宮の森シャンツェ 岡部孝信 雪印乳業 227.5  88.5  89.5
27 2003年3月20日 宮の森シャンツェ 東輝 日本空調サービス 239.0  90.5  92.5
28 2004年3月19日 宮の森シャンツェ 葛西紀明 土屋ホーム 263.0 100.0 101.0
29 2005年3月18日 宮の森シャンツェ 田中翔大 小樽北照高校 128.0  96.0  ─
重松健太郎 東京美装 128.0  96.5  ─
30 2006年3月25日 大倉山シャンツェ 高橋大斗 土屋ホーム  64.5  95.0  ─
31 2007年3月30日 宮の森シャンツェ 雪不足のため中止
32 2008年3月21日 宮の森シャンツェ 山田いずみ 神戸クリニック 217.0  83.5  93.0 (女子)
湯本史寿 東京美装 224.5  86.5  92.5 (男子)
33 2009年3月20日 宮の森シャンツェ 山田いずみ 神戸クリニック  95.0  82.0  ─ (女子)
高橋大斗 土屋ホーム 113.5  91.0  ─ (男子)
  • 第23回大会は優勝した須田の他、3位東和広、4位桜井仁とこのシーズン限りで引退する選手が上位を占め(旭川での最終戦に出なかった須田はこの試合が引退試合であった)、大きな感動を呼んだ。しかし一方で観客の大半が円山公園駅への最終バスに乗り遅れるという事態が発生してしまった。
  • 第29回大会は同点優勝
  • 第30回大会は悪天候のため3/24予定の宮の森から会場変更して大倉山で行われた。
  • 第30回大会優勝の高橋大斗は、スキージャンプ専門ではなく、ノルディック複合が専門の選手である。
  • 第32回大会から女子の部も設置された。
  • 第33回大会ではノルディック複合が専門の選手である高橋大斗が通算2回目の優勝。
  • 2010年からは、大会は行われていない。