伊藤章
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伊藤 章(いとう あきら、1948年2月3日[1] - )は、日本のアメリカ文学者、北海道大学名誉教授。福島県生まれ、北海道育ち。1970年北海道教育大学釧路分校英語科卒業、1975年北海道大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。1975年北海道大学文学部助手。1977年北海道大学文学部専任講師。1979年北海道大学文学部助教授。1984年北海道大学言語文化部助教授。1995年同教授を経て、2007年度から北星学園大学文学部教授(2018年退職)。専門は、アメリカ演劇、ニューヨークとロサンゼルスの都市小説、アジア系をはじめとするエスニック文学[2]。
著書
[編集]- 『ポストモダン都市ニューヨーク グローバリゼーション・情報化・世界都市』(松柏社、2001年)
- 『エトノスとトポスで読むアメリカ文学』(英宝社、2012年)
- 『アメリカ演劇とその伝統』(英宝社、2017年)
共著
[編集]- 『モダン都市と文学』(筑和正格編、洋泉社、1994年)
- 『主題と方法 イギリスとアメリカの文学を読む』(平善介編、北海道大学図書刊行会、1994年)
- 『アメリカ文学ミレニアム』(国重純二編、南雲堂、2001年)
- 『概説アメリカ文化史』(笹田直人他編、ミネルヴァ書房、2002年)
- 『木と水と空と エスニックの地平から』(松本昇他編、金星堂、2007年)
- 『高校生はこれを読め!』(「高校生はこれを読め!」編集委員会編、北海道新聞社、2010年)
主要論文
[編集]- 「O'Neill劇とユートピア」『アメリカ文学研究』第12号(1976年)22-35頁
- 「伝記的研究の復権」『英語青年』第134巻第5号(1988年)14-16頁
- 「文学研究と伝記的資料 Eugene O'Neillの場合」『アメリカ文学研究』第25号(1989年)1-16頁