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伊藤良太 (バスケットボール)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
伊藤 良太
RYOTA ITO
2024年11月3日 有明アリーナにて
しながわシティ  No.16
ポジション PG
所属リーグ B3.LEAGUE
基本情報
愛称 りょうた
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1992-07-23) 1992年7月23日(32歳)
出身地 神奈川県の旗 神奈川大和市
身長 177 cm (5 ft 10 in)
体重 74 kg (163 lb)
キャリア情報
中学校 大和市立渋谷中学校
高校 洛南高等学校
大学 慶應義塾大学
プロ選手期間 2015–現在
経歴
2015-2017東京海上日動ビッグブルー
2018-2019岐阜スゥープス
2020-2022岩手ビッグブルズ
2023-しながわシティ
受賞歴
  • 関東大学バスケットボールリーグ2部得点王(2013年)
  • B3.LEAGUE 2018-2019 Season BEST5
  • B3.LEAGUE 2023-2024 Season スティール王
  • B3.LEAGUE 2023-2024 Season BEST5
キャリアハイ
レギュラーシーズン / プレーオフ
得点 32:vs東京海上(2019/02/10)
3ポイント成功数 5:6games
リバウンド 10:vs東京EX(2021/02/27)
アシスト 14:vs八王子(2024/02/03)
スティール 10:vs立川(2024/01/20)Bリーグ最多

伊藤 良太(いとう りょうた、1992年7月23日 - )は、日本のプロバスケットボール選手。しながわシティバスケットボールクラブ所属[1]

来歴

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プロ入りまで

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神奈川県出身。

小学4年時(2002年)に長津田第二ミニバスケットボールクラブに加入。小学6年時(2004年)に長津田第二ミニバスの主将となり、県大会出場。

2005年4月に神奈川県大和市立つきみ野中学校でバスケットボール部に入部。初心者が多かったチームメイトや顧問の方針に葛藤した時、選抜で一緒になった一学年上の先輩に誘われ、中学二年(2006年5月)で大和市立渋谷中学校に転向する。[2]中学三年時(2007年)に都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会の神奈川県代表に選ばれる。[3]総体神奈川県県央大会対今泉中学校戦で71得点を記録する。神奈川県大会ベスト16となる。

洛南高校バスケットボール部に入部(2008年)。同期に笹山貴哉(ファイティングイーグルス名古屋)、谷口光貴(ライジングゼファー福岡)、2級上に比江島慎(宇都宮ブレックス/日本代表)、谷口大智(島根スサノオマジック/日本代表)、1級上に小林遥太(仙台89ers)、2級下に伊藤達哉(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)、仁平拓海(岩手ビックブルズ)がいる。 洛南高校は、2006年から2008年までにウインターカップを3連覇するほどの全国屈指の強豪校であった。二年次からメンバー入りし、三年次には主力となりチームトップの得点を取ることもあった。[4]在籍時のチームの成績は、2008年IH3位、国体優勝、WC優勝。2009年IH準優勝、国体優勝、WCベスト16。2010年IH2回戦、国体準優勝、WC2回戦となる。[5]

慶應義塾大学體育會バスケットボール部に入部(2011年)。同期に吉川治瑛(東京海上日動ビッグブルー)、3級下にトカチョフ・サワ(YouTuber/TRIANS.EXE)がいる。一年次からメンバー入りし、関東大学バスケットボールリーグ戦1部スティールランキング第5位となる。大学三年時には関東2部得点王とスティール王の二冠を達成し、チームの一部復帰に大きく貢献する。大学四年時には関東1部で3Pランキング第2位となる(同1位は現千葉ジェッツ原修太)。主将として、チームを1部6位に導いた。大学4年間を通じてリーグ戦の全試合に出場する。2015年に慶應義塾大学體育會功労賞を受賞した。

東京海上日動ビッグブルー時代(2015-2017)

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2015年に慶応義塾大学を卒業後、2015-16東京海上日動ビッグブルーに所属する。

2016-17、継続(2年目)。 2016-17シーズンでは1.69でスティールランキング2位となる。[6]

2017年に1度目の引退。

岐阜スゥープス時代(2018-2019)

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2018-19、岐阜スゥープスで現役復帰。この年はB3.LEAGUEのベスト5に選ばれる。バスケットボールスピリッツのツイッター投票で「MYチームMVP」に選ばれる。[7]

岩手ビッグブルズ時代(2019-2022)

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2019-20、岩手ビッグブルズへ移籍。主将(在籍3シーズン)を務める。

2020-21、継続(2年目)

2021-22、継続(3年目) 2021-22シーズンを最後に2度目の引退。株式会社ヘラルボニーの人事責任者に転身。[8]

しながわシティバスケットボールクラブ時代(2023-)

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2023-24、しながわシティバスケットボールクラブで2度目の現役復帰[9]。主将を務める。2024年1月21日に行われた立川戦にてBリーグ記録の1試合最多10スティールを達成 。[10]2024年4月1日に行われた金沢戦にてキャリア通算3000得点を達成。[11]B3.LEAGUE 2023-2024 Season スティール王(2.21)の個人タイトルを獲得。[12]3ポイント成功率で2位(39.59%)となった。また、総合評価を示すEFF(efficiency)においても15.08でB3日本人1位(全体41位)となった。2024年4月15日に2023-24シーズン年間ベスト5に選出された。[13]2024年5月25日に「B3チャリティオールスター2023-24」にTEAM EASTとしてが先発出場した。その際、解説の石橋貴俊氏からTEAM WESTで年間MVPの細谷将司選手と共にTEAM EASTの注目選手として取り上げられた。

2024-25、継続(2年目、キャプテン)。 2024年10月25日の八王子戦にてキャリア通算1000アシストを達成した。[14] 2024年11月4日の東京U戦にてキャリア通算3P400本成功を達成した。[15] 2024年11月22日の埼玉戦にてキャリア通算500スティールを達成した。[16]

現在はしながわシティに所属している。

所属

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  • 東京海上日動ビッグブルー(2015 - 2017)
  • 岐阜スゥープス(2018 - 2019)
  • 岩手ビッグブルズ(2020 - 2022)
  • しながわシティバスケットボールクラブ(2023 - )

受賞

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  • B3.LEAGUE 2018-2019 Season BEST5
  • B3.LEAGUE 2023-2024 Season スティール王(2.21)
  • B3.LEAGUE 2023-2024 Season BEST5

個人成績

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略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン
シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
NBDL 2015-16 東京海上日動 34 27 32.15 37.4% 32.3% 65.0% 2.71 2.09 1.94 0.03 1.65 12.65
B3 2016-17 東京海上日動 32 11 25.72 36.1% 30.8% 76.7% 2.84 1.53 1.69 0.13 1.53 10.44
B3 2018-19 岐阜 60 57 34.25 42.5% 40.7% 79.5% 3.67 3.72 1.75 0.07 1.32 13.58
B3 2019-20 岩手 38 38 22.71 41.3% 41.0% 81.9% 2.00 2.66 1.18 0.03 1.05 6.92
B3 2020-21 岩手 40 38 28.63 42.3% 42.1% 75.6% 2.93 4.20 0.83 0.03 0.75 6.23
B3 2021-22 岩手 49 28 19.16 39.1% 35.8% 75.9% 1.51 1.96 1.16 0.02 0.98 6.06
B3 2023-24 品川 52 52 33.71 44.8% 39.6% 73.7% 3.19 5.12 2.21 0.00 1.65 12.48
B3 2024-25 品川 - - - - - - - - - - - -

脚注

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外部リンク

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