伊藤達也 (地理学者)
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伊藤 達也(いとう たつや、1961年 - )は、水資源問題の研究などを専門とする日本の地理学者、法政大学文学部教授[1][2]。ダムや河口堰に関わる諸問題の「第一人者」と評される傍ら[3]、水辺環境や地域文化、地域振興の観点から河童に注目した研究などもおこなっている[4]。
経歴
[編集]1983年に金沢大学法文学部史学科地理学専攻を卒業し、1986年に同大学大学院文学研究科史学専攻地理学コース博士前期課程を修了、さらに1990年に名古屋大学文学研究科史学地理学専攻人文地理学コース博士後期課程を単位取得満期退学した[1]。
1990年に金城学院大学短期大学部専任講師となり、1994年に助教授に昇任、1997年には金城学院大学現代文化学部助教授に転じ、2002年に教授に昇任した[1]。
2007年に、「木曽川水系の水資源問題-流域の統合管理を目指して-」により、名古屋大学大学院環境学研究科から博士(環境学)を取得した[5]。
おもな著書
[編集]単著
[編集]- 検証:岐阜県史問題-なぜ御嵩産廃問題は掲載されなかったのか-、ユニテ、2005年
- 水資源開発の論理-その批判的検討-、成文堂、2005年
- 木曽川水系の水資源問題-流域の統合管理を目指して-、成文堂、2006年
- 水資源計画の欺瞞-木曽川水系連絡導水路計画-、ユニテ、2008年
- 水資源問題の地理学、原書房、2023年
共著
[編集]共編著
[編集]- (浅野敏久との共編著)環境問題の現場から-地理学的アプローチ-、古今書院、2003年
- (土屋正春との共編著)水資源・環境研究の現在-板橋郁夫先生傘寿記念-、成文堂、2006年
- (小田宏信、加藤幸治との共編著)経済地理学への招待、ミネルヴァ書房、2020年
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 研究者情報(KAKEN、researchmap、J-GLOBAL)
- 文献情報(CiNii Research、IRDB)
(SNS)