伝嗣院
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伝嗣院 | |
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参道の石仏群と山門(2016年4月撮影) | |
所在地 | 山梨県南アルプス市上宮地1424 |
位置 | 北緯35度36分53.0秒 東経138度26分33.1秒 / 北緯35.614722度 東経138.442528度座標: 北緯35度36分53.0秒 東経138度26分33.1秒 / 北緯35.614722度 東経138.442528度 |
山号 | 大神山 |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 釈迦如来 |
創建年 | 文安2年(1445) |
正式名 | 大神山伝嗣院 |
札所等 | 甲斐百八霊場第八十一番 |
文化財 | 県指定文化財・大般若経/市指定文化財・大日如来座像 |
法人番号 | 5090005002061 |
伝嗣院(でんしいん)は、山梨県南アルプス市上宮地にある曹洞宗の寺院。山号は大神山。本尊は釈迦如来。
歴史
[編集]所在する南アルプス市上宮地は甲府盆地西部の西郡地域に位置し、伝嗣院は甲府盆地を一望できる丘陵上に立地している。
寺伝に拠れば創建は室町時代と言われ、下宮地村の三輪明神(神部神社)の神主・今沢重貞(山城守)が普含道観と号して、三輪明神の山宮(八幡神社)の所在する当地に草庵を結んだという。文亀元年(1501年)に重貞が叔父の第翁挙一を迎え開山したとされる。
第翁挙一は南明寺(山梨県南巨摩郡富士川町小林)8世・天徳の法嗣であったが、天徳の死後に在先祖鑑に師事し、在先が当寺の開山となった。在先は静岡県伊豆市の最勝院開山・吾宝宗璨の高弟・州安宗彭の法孫にあたり、当寺は笛吹市一宮町金沢の広厳院や甲府市の興因寺とともに伊豆最勝院の末寺となる。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 伝嗣院の桜 - 南アルプス市