位野木寿一
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位野木 寿一(いのぎ かずいち、1909年(明治42年)9月8日[1] - 2006年(平成18年)7月16日)は、日本の地理学者。学位は、理学博士(東京教育大学)。大阪教育大学名誉教授。
略歴
[編集]香川県生まれ。1935年東京文理科大学地理学科卒、1935年静岡中学校(現・静岡県立静岡高等学校)教諭[2]、1936年大阪府天王寺師範学校教諭、1949年大阪学芸大学助教授、校名変更で大阪教育大学教授、1966年附属図書館長、1975年定年退官、名誉教授。1961年「戦後における戦災衛星都市堺の変貌」で、理学博士(東京教育大学)。
2006年7月16日、心不全のため死去[1]。
著書
[編集]- 『復興期における衛星都市堺の変貌』還暦記念事業委員会、1969
- 『位野木寿一地理学論文集 大阪とその周辺』位野木寿一先生退官記念事業会、1975
- 『金毘羅灯籠の交通地理的意義』こんぴら門前町を守る会、1989
共編著
[編集]- 『社會科郷土シリーズ 大阪府 わが郷土』長井勝正共著 清水書院、1949
- 『人文地理学』小牧実繁、築山治三郎共編 新元社、1959
- 『日本地誌ゼミナール 第6 近畿地方』共編 大明堂、1964
- 『社会科における理論と実践シリーズ 指導のための野外観察』沢田清共編著 中教出版、1972
- 『現代地理教育講座』全4巻 矢嶋仁吉、山鹿誠次共編 古今書院、1972 - 1977
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 位野木寿一先生略歴・著作目録 (位野木寿一教授退官記念号) 地理学報、1975 - 03
- 新聞記事訃報