低地オーストリア交通機関会社P1形客車
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低地オーストリア交通機関会社P1形客車 | |
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P1形客車(P3) | |
基本情報 | |
運用者 | 低地オーストリア交通機関会社(NÖVOG) |
製造所 | シュタッドラー・レール |
製造年 | 2013年 - 2014年 |
製造数 | 4両(P1 - P4) |
運用開始 | 2014年6月28日 |
投入先 | マリアツェル線 |
主要諸元 | |
軌間 | 760mm |
最高運転速度 | 80km/h |
設計最高速度 | 90km/h |
編成定員 |
36人(P1 - P3) 33人(P4) |
車両重量 | 18.5t |
全長 | 16,600mm |
全幅 | 2,650mm |
全高 | 3,545mm |
床面高さ | 950mm |
数値は[1]に基づく。 |
P1形客車(NÖVOG P1 - P4)は、オーストリアの低地オーストリア交通機関会社(NÖVOG)が所有する狭軌鉄道であるマリアツェル線で使用されている客車(パノラマ客車)。2014年6月28日から営業運転を開始した[2]。
概要
[編集]2010年、NÖVOGはマリアツェル線の近代化施策の一環として、新型電車(ET1形)と共に、2010年12月に観光運用に適したパノラマ客車をスイスのシュタッドラー・レールに発注した。観光客が多く利用するマリアツェル線での使用を考慮し、座席は一部を除いてテーブルを挟んだ向かい合わせの配置となっている[1]。また側面の大型窓に加えサンルーフも設置されており、マリアツェル線の沿線の広大な自然の風景を楽しむことができる[3]。
製造された4両のうち1両(P4)には調理室が設置されており、各座席に料理やドリンク、デザートなどを提供するケータリングサービスを実施している[3]。その代わりこの車両にトイレは設置されていない[1]。
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内装
運用
[編集]2013年12月19日に最初の車両がマリアツェル線に到着し[3]、試運転の後2014年の夏季シーズンから営業運転を開始した[4]。定期運用は5月から10月までの土日祝日に限られているが[5]、団体輸送用にチャーターすることも可能である[3]。
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営業運転中のP1形
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ET1形電車に牽引されて運行する
脚注
[編集]- ^ a b c “Panoramawagen für die NÖVOG/Mariazellerbahn, Österreich” (PDF). Stadler Rail. 2017年5月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月27日閲覧。
- ^ “Himmelstreppe: Panoramawagen begeistern” (2014年6月30日). 2018年10月10日閲覧。
- ^ a b c d Mariazellerbahn: Erster Panoramawagen für die Himmelstreppe ist da! - ウェイバックマシン(2016年3月4日アーカイブ分)
- ^ Panoramawagen - ウェイバックマシン(2016年3月4日アーカイブ分)
- ^ “Panoramawagen”. 2018年10月10日閲覧。