佐世保野球場
佐世保野球場 総合グランド野球場 Sasebo Baseball Stadium | |
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施設データ | |
所在地 | 長崎県佐世保市椎木町無番地(佐世保市総合グラウンド内) |
座標 | 北緯33度10分54.36秒 東経129度40分2.09秒 / 北緯33.1817667度 東経129.6672472度座標: 北緯33度10分54.36秒 東経129度40分2.09秒 / 北緯33.1817667度 東経129.6672472度 |
開場 | 1979年3月20日 |
所有者 | 長崎県佐世保市 |
管理・運用者 | 佐世保市体育振興会(指定管理者) |
グラウンド |
クレー舗装 外野:天然芝 |
照明 | 照明塔 - 4基 |
使用チーム • 開催試合 | |
長崎セインツ(四国・九州アイランドリーグ、2008年 - 2010年) | |
収容人員 | |
12,000人 | |
グラウンドデータ | |
球場規模 |
両翼:93 m 中堅:120 m |
佐世保野球場(させぼやきゅうじょう)は、長崎県佐世保市の佐世保市総合グラウンド内にある野球場。地元では相浦球場(あいのうらきゅうじょう)という通称でも呼ばれる。施設は佐世保市が所有し、佐世保市体育振興会が指定管理者として運営管理を行っている。
概要・歴史
[編集]1979年3月開場。以来高校野球などアマチュア野球公式戦が行われている。
またプロ野球では開場翌年の1980年から1990年までの間、ヤクルトスワローズが主催公式戦を年1試合、長崎市営大橋球場(現長崎県営野球場立地)との2連戦で開催していた[1][2]。近年は福岡ソフトバンクホークス主催によるウエスタン・リーグ公式戦が年1試合開催されている。またソフトバンクは毎年オフに野球教室を開催している。
2008年から2010年まで四国・九州アイランドリーグに所属していた長崎セインツは、主催試合の7割以上を当球場で開催し、事実上の本拠地球場であった。
佐世保市は城島健司(元プロ野球選手、福岡ダイエーホークス→阪神タイガース)の出身地で、佐世保野球場とは何かと縁深い。城島は小学5年時、前述のヤクルト戦(対広島東洋カープ)で始球式を務めた経験があり、また中学3年時に行われた野球教室で、後に福岡ダイエー(当時)の監督となる王貞治に指導を受け「身体が大きいし、打撃も良い。将来はジャイアンツに入りなさい」と誉められたことがある。
城島は現役時代、シーズンオフの帰省時には佐世保野球場周辺で自主トレーニングを行うことがあった。また毎年秋には自身が主催し、小中学生のチームを対象とした「城島健司旗争奪軟式野球大会」を開催している。なお、城島の家族らが運営していた城島健司ベースボール記念館は、佐世保野球場から程近いところに位置している。
2011年4月1日に公益財団法人佐世保体育協会から施設を寄付され、総合グラウンド野球場に名称変更した。
プロ野球公式戦開催実績
[編集]公式戦
[編集]- 1980年5月24日 ヤクルトスワローズ 1-0 中日ドラゴンズ 観衆:14,000人
- 1982年5月15日 ヤクルトスワローズ 5-7 中日ドラゴンズ 観衆:9,000人
- 1983年5月14日 ヤクルトスワローズ 8-13 広島東洋カープ 観衆:12,000人
- 1984年5月12日 ヤクルトスワローズ 2-2 広島東洋カープ 観衆:12,000人
- 1985年5月18日 ヤクルトスワローズ 2-4 横浜大洋ホエールズ 観衆:10,000人
- 1986年5月11日 ヤクルトスワローズ 3-5 阪神タイガース 観衆:13,000人
- 1987年5月9日 ヤクルトスワローズ 3-4 広島東洋カープ 観衆:13,000人
- 1988年5月14日 ヤクルトスワローズ 3-3 横浜大洋ホエールズ 観衆:11,000人
- 1989年5月13日 ヤクルトスワローズ 7-7 広島東洋カープ 観衆:12,000人
- 1990年5月12日 ヤクルトスワローズ 3-0 阪神タイガース 観衆:12,000人
オープン戦
[編集]- 1986年3月8日 横浜大洋ホエールズ 5-3 阪神タイガース
施設概要
[編集]- グラウンド面積:12,656m2
- 両翼:93m、中堅:120m
- 内野:クレー舗装、外野:天然芝
- 照明設備:照明塔-4基(内野500ルクス、外野300ルクス プロ野球には未使用=照度がプロ基準に満たないため)
- スコアボード:発光ダイオード(LED)方式[3]
- 収容人員:12,000人