佐久間昭光
表示
佐久間 昭光(さくま あきみつ、1943年 - 2017年)は日本の経営学者。専門は、産業組織論・企業の理論・技術革新論・企業戦略。学位は、博士(商学)。一橋大学名誉教授。日経・経済図書文化賞受賞。
人物・経歴
[編集]1967年一橋大学経済学部卒業、1970年一橋大学商学部卒業、1972年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了、1975年一橋大学商学研究科博士課程単位修得退学[1]。指導教官は今井賢一[2]。同年一橋大学商学部附属産業経営研究施設専任講師、1979年同助教授、1985年同教授、1995年一橋大学商学部教授[1]。2007年一橋大学名誉教授[3][4]。帝京大学経済学部教授を経て[5]、2009年国士舘大学21世紀アジア学部21世紀アジア学科教授[6]。国士舘大学国際交流センター長も務めた[7]。
日本初の本格的日本企業の実証研究を、吉原英樹、伊丹敬之、加護野忠男らと共同で行い、著書『日本企業の多角化戦略―経営資源アプローチ』により1981年に日経・経済図書文化賞を受賞[8]。1999年『イノベーションと市場構造―日本の先端技術産業』により、一橋大学博士(商学) の学位を取得。審査員は伊丹敬之、伊藤邦雄、山内弘隆[9]。2017年正四位瑞宝中綬章[10]。
著書
[編集]脚注
[編集]- ^ a b [1]一橋大学
- ^ 「昭和48年度 学位授与・単位修得論文」一橋研究
- ^ [2]一橋大学
- ^ 今井賢一「一橋大学の産業経営および情報問題の研究について」一般社団法人如水会
- ^ [3]帝京大学
- ^ 「佐久間 昭光」researchmap
- ^ 「交換留学生修了式と留学生交流会を開催しました」国士舘大学
- ^ 小川進「訓詁学から実証研究へ」一橋ビジネスレビュー 2013 Spring(60巻4号)
- ^ 「学位授与者(佐久間昭光・小川英治・森武麿・大野早苗・梁義模・上口裕・山内浩嗣・島本実・田中一弘・佐藤丙午・多田一路・中川孝博・三柴丈典・尾関幸美・メータウィーイームカージョン・関良徳・野口貴公美・山本啓一)」一橋論叢 日本評論社 1-Jul-1999
- ^ 「日野人ニュースクリップ一覧」日野市立図書館