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佐久間昭光

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

佐久間 昭光(さくま あきみつ、1943年 - 2017年)は日本経営学者。専門は、産業組織論企業の理論・技術革新論・企業戦略。学位は、博士(商学)一橋大学名誉教授。日経・経済図書文化賞受賞。

人物・経歴

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1967年一橋大学経済学部卒業、1970年一橋大学商学部卒業、1972年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了、1975年一橋大学商学研究科博士課程単位修得退学[1]。指導教官は今井賢一[2]。同年一橋大学商学部附属産業経営研究施設専任講師、1979年同助教授、1985年同教授、1995年一橋大学商学部教授[1]。2007年一橋大学名誉教授[3][4]帝京大学経済学部教授を経て[5]、2009年国士舘大学21世紀アジア学部21世紀アジア学科教授[6]。国士舘大学国際交流センター長も務めた[7]

日本初の本格的日本企業の実証研究を、吉原英樹伊丹敬之加護野忠男らと共同で行い、著書『日本企業の多角化戦略―経営資源アプローチ』により1981年に日経・経済図書文化賞を受賞[8]。1999年『イノベーションと市場構造―日本の先端技術産業』により、一橋大学博士(商学) の学位を取得。審査員は伊丹敬之、伊藤邦雄山内弘隆[9]。2017年正四位瑞宝中綬章[10]

著書

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  • 『日本企業の多角化戦略―経営資源アプローチ』(吉原英樹伊丹敬之加護野忠男と共著)日本経済新聞社出版局 1981年
  • 『イノベーションと市場構造―日本の先端技術産業』有斐閣 1998年

脚注

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