コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

佐久間章

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

佐久間 章(さくま あきら、1922年12月10日[1] - 2014年3月15日[2])は、日本心理学者九州大学名誉教授[2]。専門はゲシュタルト心理学[3]

父は心理学者の佐久間鼎[4]。義兄(姉の夫)は地質学者の松本達郎[4]。姉の夫の父は心理学者の松本亦太郎[4]

経歴

[編集]

1922年、心理学者・佐久間鼎の長男として[3]東京に生まれる[5]。1940年、旧制福岡県中学修猷館卒業[6]。1944年、旧制福岡高等学校卒業[7]。1948年、九州大学法文学部哲学科(心理学専攻)卒業[7]。同年、九州大学法文学部副手、文学部助手[7]。1951年、福岡学芸大学(小倉分校)講師[5]。1952年、同大学(福岡分校)講師[5]。1960年、同大学(福岡分校)助教授[5]。1963年、九州大学(教養部)助教授[7]。1968年、同大学(教養部)教授[7]。1986年、熊本工業大学教授[5]、1989年、駒澤大学文学部教授[5]。1999年、勲三等旭日中綬章を受章[1]

著書

[編集]
  • 『児童心理学』第一評論社、1957年3月
  • 『教養の心理学』河島書店、1965年6月
  • 『人間行動の心理学的考察』アカデミア出版会、1978年4月
  • 『ことばの科学』九州大学出版会、1983年3月

脚注

[編集]
  1. ^ a b 『現代物故者事典2015~2017』(日外アソシエーツ、2018年)p.891
  2. ^ a b 訃報(佐久間章先生) - 九州大学文学部(人間環境学府)心理学研究室”. 2023年11月19日閲覧。
  3. ^ a b 佐久間章「心理学と私」『駒澤社会学研究 文学部社会学科研究報告』第25巻、駒澤大学文学部社会学科研究室、1993年3月、13-34頁。 
  4. ^ a b c 『人事興信録 第25版 上』人事興信所、1969年。 
  5. ^ a b c d e f 中村昭之「佐久間章先生を送る」『駒澤社会学研究 文学部社会学科研究報告』第25巻、駒澤大学文学部社会学科研究室、1980年10月、1-6頁。 
  6. ^ 『修猷館同窓会名簿 修猷館235年記念』同窓会員42頁[要文献特定詳細情報]
  7. ^ a b c d e 略歴”. 2024年1月10日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 「佐久間章先生を送る」駒澤社会学研究 25号 3頁、駒澤大学文学部社会学科、1993年