佐伯尚孝
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佐伯 尚孝(さえき なおたか、1934年8月18日 - 2023年5月10日)は日本の実業家。第9代三和銀行頭取。
来歴・人物
[編集]鹿児島県出身。1955年福岡県立福岡高等学校卒業、1959年東京大学経済学部卒業、三和銀行入行[1]。1994年から第9代三和銀行頭取を務めたが、渡辺滉会長と派閥抗争を繰り広げ、1999年に渡辺会長と「相打ち」のかたちで頭取を辞任し、相談役に退いた。後任の代表権のない会長には内藤碩昭が、頭取には室町鐘緒が就いた[2][3][4]。のち三菱UFJ銀行名誉顧問、三菱UFJ信託地域文化財団評議員[5]、岩谷直治記念財団理事長[6]。
脚注
[編集]- ^ 田原総一朗「柔らかな企業への変革: カリスマ経営からの脱皮」PHP研究所
- ^ 「頭取、会長が同時辞任する三和銀の裏事情 派閥抗争沈静化とスムーズな改革断行の一石二鳥狙う?」日経ビジネス 1999/05/17号
- ^ 菊池雄志「「頭取の首」竹中vs.UFJ攻防戦」文藝春秋2004年4月特別号
- ^ 「三和銀行・佐伯尚孝頭取告白「わが辞任劇の全てを語ろう」」経済界 34(12), 26-29, 1999-06-22
- ^ ●役員(理事・監事・評議員)三菱UFJ信託地域文化財団
- ^ ●評議員・役員岩谷直治記念財団
- ^ “佐伯尚孝氏死去、88歳 元三和銀行頭取”. 時事ドットコム (2023年5月17日). 2023年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月17日閲覧。
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