佐伯有一
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佐伯 有一(さえき ゆういち、1923年2月11日[1]- 1998年2月24日[2])は、日本の中国史学者。専門は東洋経済史(明代以降)、中国近現代史。
経歴
[編集]兵庫県生まれ。1950年東京大学文学部東洋史学専攻卒業、51年同大学院退学、東京大学東洋文化研究所助手、1957年東京都立大学 (1949-2011)助教授、1963年東大東洋文化研究所助教授、68年教授、74-76年所長。1983年定年退官、名誉教授[3]、お茶の水女子大学教授、1988年川村学園女子大学教授[4]。
著書・論文
[編集]単著
[編集]共編著
[編集]論文
[編集](書評や雑文は除く)
- 「明代中国ニ於ケル物資ノ流通ト管理~華北河川下流地域ヲ中心ニ~」(東京帝国大学文学部東洋史学専攻提出卒業論文,1940年)
- 「明代ノ物資管理ト地方官僚~幾戸ヲ中心ニ~」(東京帝国大学文学部東洋史学専攻提出助手論文,1943年)
- (田中正俊)「十五世紀における福建の農民叛乱~1~」(『歴史学研究』167,1953年)
- 「抗日戦争中における雲南実態調査について」(『東洋文化研究所紀要』7,1955年)
- 「明前半期の幾戸」(『東洋文化研究所紀要』8,1956年)
- 「明代匠役制の崩壊と都市絹織物業流通市場の展開」(『東洋文化研究所紀要』10,1956年)
- 「明末の董氏の変」(『東洋史研究』16-1,1957年)
- 「中国の労働者についての研究ノート(中国特集)」(『東洋文化』32,1962年)
- 「1601年”織傭之変”をめぐる諸問題~1~」(『東洋文化研究所紀要』45,1968年)