八雲神社 (鎌倉市大町)
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(佐竹天王から転送)
八雲神社 | |
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拝殿 | |
所在地 | 神奈川県鎌倉市大町1-11-22 |
位置 | 北緯35度18分54.3秒 東経139度33分16.6秒 / 北緯35.315083度 東経139.554611度座標: 北緯35度18分54.3秒 東経139度33分16.6秒 / 北緯35.315083度 東経139.554611度 |
主祭神 | 須佐之男命、稲田姫命、八王子命 |
社格等 | 旧村社 |
創建 | 永保年間 |
例祭 | 7月の第二土曜日を含む3日間 |
主な神事 | 本文参照 |
八雲神社(やくもじんじゃ)は、神奈川県鎌倉市大町に所在する神社。旧社格は村社。もと鎌倉祇園社や祇園天王社などと称したが、明治維新に際して現社名に改称した。厄除け開運の神社としても知られており、地元では「八雲さん」や「お天王さん」などと呼ばれ親しまれている[1]。裏山は衹園山ハイキングコースの起点となっており、神社脇にハイキングコースの入口がある。
歴史
[編集]社伝によれば、永保年間、源義光が奥州へ向かうのに際し、鎌倉に疫病が流行しているのをみて、京都祇園社の祭神を勧請し、祭ったのが始まりと伝えられる。
応永年間には、義光の子孫である佐竹氏の屋敷に祀られていた祠が合祀され、佐竹天王と称した。
また、1923年(大正12年)関東大震災の際には社殿が倒壊しており、1930年(昭和5年)に再建された[2]。
祭事
[編集]- 正月6日 新年初神楽
- 7月、例祭期間中 神幸祭 – 大町まつりとも呼ばれ、大規模な神興渡御で知られる。また、神幸祭の間に繰り出される神輿の下を幼児を抱いてくぐり、無事な成長を祈願する「神輿くぐり」も行われる[3]。
アクセス
[編集]- 鎌倉駅東口より徒歩8分
脚注
[編集]出典
[編集]- 吉川弘文館『鎌倉古社寺辞典』ISBN 9784642080606
- かまくら春秋社『鎌倉の神社 小事典』ISBN 9784774002057
- 鎌倉市教育委員会『かまくら子ども風土記』
関連項目
[編集]- 八雲神社 (鎌倉市西御門) - 同市西御門の鎮守[1]。
- 八雲神社 (鎌倉市山ノ内) - 同市山ノ内の鎮守。
- 八雲神社 (鎌倉市常盤) - 同市常盤の鎮守。
- 八坂大神 - 同市扇ガ谷の鎮守。別称に相馬天王など。
- 『うた∽かた』 -2004年にテレビ神奈川等で放映されたテレビアニメ。主要人物「宗方 未知留」の実家として、本神社がそっくりモデルとなった「九雲神社」が登場する。
- 鎌倉市内の神社一覧
外部リンク
[編集]- ^ かまくら春秋社『鎌倉の神社 小事典』p30