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山ノ内 (鎌倉市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 神奈川県 > 鎌倉市 > 山ノ内 (鎌倉市)
山ノ内
大字
山ノ内
地図北緯35度20分15秒 東経139度32分41秒 / 北緯35.337425度 東経139.544603度 / 35.337425; 139.544603
日本の旗 日本
都道府県 神奈川県の旗 神奈川
市町村 鎌倉市
地域 大船地域
人口情報2024年(令和6年)6月1日現在[1]
 人口 3,636 人
 世帯数 1,734 世帯
面積[2]
  2.0 km²
人口密度 1818 人/km²
郵便番号 247-0062[3]
市外局番 0467(藤沢MA[4]
ナンバープレート 横浜
ウィキポータル 日本の町・字
神奈川県の旗 ウィキポータル 神奈川県
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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建長寺

山ノ内(やまのうち)は、鎌倉市大字住居表示未実施区域[5]

地理

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山之内などとも書かれる。また、北鎌倉駅があるため北鎌倉という通称で知られ、建長寺円覚寺東慶寺浄智寺明月院などの寺院で有名な観光地。市の区分では鎌倉地域(狭義の鎌倉)ではなく大船地域に入るが、鎌倉地域のすぐ北西に接し、巨福呂坂および亀ヶ谷坂の切通しで鎌倉地域につながる。

北西にある大船方面に開けた谷状の地形であり、その谷地を鎌倉街道横須賀線が並行して走る。 南北丘陵地から鎌倉街道に向けて開けた小規模な谷戸は、1つの谷戸全体を1寺院が占めるように建てられている場所が多い。

北鎌倉駅開設後に別荘・住宅が増えたが、地内西側以外はあまり開発されておらず、特に南部・北東部の丘陵地帯には自然が多く残る。

山岳

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地価

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住宅地の地価は、2023年令和5年)1月1日公示地価によれば、山ノ内字東瓜ケ谷1183番32外の地点で13万3000円/m2となっている[6]

歴史

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古くは山内庄(現在の大船から横浜市栄区戸塚区方面まで含む)の一部であり[7]、この一帯を領したのが山内氏である。鎌倉時代には有力武家の屋敷や建長寺円覚寺が造られて栄えた。室町時代には関東管領上杉氏山内上杉家)が居を構え、現在でも「管領屋敷」という地名(北鎌倉駅近く)が残る。明治時代に鎌倉郡小坂村(のち大船町)の一部となり、1948年鎌倉市に編入。

史跡

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円覚寺舎利殿(国宝)
  • 東瓜ヶ谷やぐらなど、地内各所にやぐらが残る。

世帯数と人口

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2024年(令和5年)6月1日現在(鎌倉市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

大字 世帯数 人口
山ノ内 1,734世帯 3,636人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[8]
3,989
2000年(平成12年)[9]
3,820
2005年(平成17年)[10]
3,923
2010年(平成22年)[11]
3,966
2015年(平成27年)[12]
3,829
2020年(令和2年)[13]
3,709

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[8]
1,559
2000年(平成12年)[9]
1,619
2005年(平成17年)[10]
1,675
2010年(平成22年)[11]
1,739
2015年(平成27年)[12]
1,705
2020年(令和2年)[13]
1,719

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2017年7月時点)[14][15]

番地 小学校 中学校
1~229、230-1〜2・-5
231、232-4・-14・-112
241-7~12・-21、244~247
248-1~9・-11〜12
248-16・-21、266~1548
鎌倉市立小坂小学校 鎌倉市立岩瀬中学校
230-3〜4、232-1~3・-5~13
232-15~111・-113~131
236~240、241-1~6
241-13~20、-22~51
242〜243、248-10・-13~15
248-17~20・-22~30
249~265
鎌倉市立今泉小学校

事業所

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2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[16]

大字 事業所数 従業員数
山ノ内 201事業所 997人

事業者数の変遷

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経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[17]
185
2021年(令和3年)[16]
201

従業員数の変遷

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経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[17]
1,117
2021年(令和3年)[16]
997

交通

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鉄道

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バス

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道路

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施設

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教育機関

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美術館

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その他

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北鎌倉を舞台とした作品

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脚注

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  1. ^ a b 町丁字別・地域別人口と世帯数(国勢調査基準・各月・平成13年~)” (XLSX). 鎌倉市 (2023年9月12日). 2023年9月17日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  2. ^ 令和4年(2022年)版 鎌倉の統計” (PDF). 鎌倉市. 2023年8月14日閲覧。(CC-BY-4.0)
  3. ^ 山ノ内の郵便番号”. 日本郵便. 2023年8月9日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ 鎌倉市の町名称及び住居表示の実施状況”. 鎌倉市 (2017年2月7日). 2018年2月22日閲覧。
  6. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査”. 国土交通省. 2023年8月9日閲覧。
  7. ^ 新編鎌倉志 1915, p. 62.
  8. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  9. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  11. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  12. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  13. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
  14. ^ 鎌倉市の市立小学校通学区域”. 鎌倉市. 2017年7月6日閲覧。
  15. ^ 鎌倉市の市立中学校通学区域”. 鎌倉市. 2017年7月6日閲覧。
  16. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  17. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。

参考文献

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  • 河井恒久 等編 編「巻之三 山内」『新編鎌倉志』 第5冊、大日本地誌大系刊行会〈大日本地誌大系〉、1915年、62頁。NDLJP:952770/46 

関連項目

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