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雪ノ下

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 神奈川県 > 鎌倉市 > 雪ノ下
雪ノ下
町丁大字
鶴岡八幡宮
地図北緯35度19分23秒 東経139度33分11秒 / 北緯35.323014度 東経139.553092度 / 35.323014; 139.553092
日本の旗 日本
都道府県 神奈川県の旗 神奈川
市町村 鎌倉市
地域 鎌倉地域
人口情報2023年(令和5年)9月1日現在[1]
 人口 2,750 人
 世帯数 1,268 世帯
面積[2]
  0.72 km²
人口密度 3819.44 人/km²
郵便番号 248-0005[3]
市外局番 0467(藤沢MA[4]
ナンバープレート 横浜
ウィキポータル 日本の町・字
神奈川県の旗 ウィキポータル 神奈川県
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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雪ノ下(ゆきのした)は神奈川県鎌倉市鎌倉地域にある地名。現行行政地名は雪ノ下一丁目から雪ノ下五丁目と大字雪ノ下。住居表示は丁目あり区域は実施済み区域、大字は未実施区域[5]

もともとは鶴岡八幡宮背後の地域を指していたが、次第に拡大し境内とその周辺を指すようになった。

歴史・由来

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吾妻鏡によると、建久2年(1191年2月17日に降雪が5寸になった雪見のため、鶴岡八幡宮を訪れた源頼朝佐々木盛綱らに山辺のを長櫃に入れてに備えて貯蔵させたことが由来とされる。地名は吾妻鏡の建保元年(1213年)正月四日に初見される。源実朝暗殺した公暁は、雪ノ下の本坊(別当坊)に逃れた。

応永24年(1417年)1月に関東管領上杉禅秀は挙兵して鎌倉公方足利持氏を追放するが、敗れて雪ノ下自刃している(上杉禅秀の乱)。

江戸時代初期に「雪ノ下村」の地名が現れ、明治22年(1889年)まで続く。明治27年(1894年)に鎌倉町に編入され、昭和41年(1966年)に住居表示に伴い雪ノ下一丁目-四丁目となった。平成3年(1991年)に浄明寺からの移管で雪ノ下五丁目が編入・追加された。小町通りは、南半分の周辺が小町、北半分の周辺が雪ノ下である。

地価

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住宅地の地価は、2023年令和5年)1月1日公示地価によれば、雪ノ下5-4-11の地点で20万1000円/m2となっている[6]

世帯数と人口

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2023年(令和5年)9月1日現在(鎌倉市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

大字丁目 世帯数 人口
雪ノ下 23世帯 49人
雪ノ下一丁目 463世帯 1,030人
雪ノ下二丁目 159世帯 364人
雪ノ下三丁目 241世帯 513人
雪ノ下四丁目 345世帯 716人
雪ノ下五丁目 37世帯 78人
1,268世帯 2,750人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[7]
3,191
2000年(平成12年)[8]
3,023
2005年(平成17年)[9]
3,151
2010年(平成22年)[10]
3,070
2015年(平成27年)[11]
2,919
2020年(令和2年)[12]
2,788

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[7]
1,257
2000年(平成12年)[8]
1,252
2005年(平成17年)[9]
1,333
2010年(平成22年)[10]
1,334
2015年(平成27年)[11]
1,301
2020年(令和2年)[12]
1,265

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2017年7月時点)[13][14]

大字・丁目 番地 小学校 中学校
雪ノ下 全域 鎌倉市立第二小学校 鎌倉市立第二中学校
雪ノ下一丁目 10~16番
1~9番 鎌倉市立御成小学校 鎌倉市立御成中学校
雪ノ下二丁目 2~18番
1番 鎌倉市立第二小学校 鎌倉市立第二中学校
雪ノ下三丁目 全域
雪ノ下四丁目 全域
雪ノ下五丁目 全域

事業所

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2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[15]

大字丁目 事業所数 従業員数
雪ノ下 6事業所 44人
雪ノ下一丁目 214事業所 1,122人
雪ノ下二丁目 35事業所 328人
雪ノ下三丁目 64事業所 337人
雪ノ下四丁目 23事業所 171人
雪ノ下五丁目 2事業所 12人
344事業所 2,014人

事業者数の変遷

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経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[16]
323
2021年(令和3年)[15]
344

従業員数の変遷

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経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[16]
1,960
2021年(令和3年)[15]
2,014

交通

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道路

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施設

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名所・旧跡

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その他

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その他

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日本郵便

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参考文献

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  • 奥富敬之 『鎌倉史跡事典』 新人物往来社 1999年
  • 三浦勝男編 『鎌倉の地名由来辞典』 東京堂出版 2005年

脚注

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  1. ^ a b 町丁字別・地域別人口と世帯数(国勢調査基準・各月・平成13年~)” (XLSX). 鎌倉市 (2023年9月12日). 2023年9月17日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  2. ^ 令和4年(2022年)版 鎌倉の統計” (PDF). 鎌倉市. 2023年8月14日閲覧。(CC-BY-4.0)
  3. ^ a b 雪ノ下の郵便番号”. 日本郵便. 2023年8月9日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ 鎌倉市の町名称及び住居表示の実施状況”. 鎌倉市 (2017年2月7日). 2018年2月22日閲覧。
  6. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査”. 国土交通省. 2023年8月9日閲覧。
  7. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  8. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  9. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  11. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  12. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
  13. ^ 鎌倉市の市立小学校通学区域”. 鎌倉市. 2017年7月6日閲覧。
  14. ^ 鎌倉市の市立中学校通学区域”. 鎌倉市. 2017年7月6日閲覧。
  15. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  16. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  17. ^ 郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年7月17日閲覧。