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佐藤明達

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

佐藤 明達(さとう あきさと、1928年 - 2023年)は、日本のアマチュア天文家・天文教育者、天文学史家。

経歴

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少年時代から野尻抱影の著書で天文学に親しみ、京都大学理学部宇宙物理学科を卒業した。大阪市立電気科学館(現在の大阪市立科学館)に長年勤務した。その間と退職後も、アマチュア天文家向けに天文学史と天文教育に関する記事を、主に東亜天文学会の機関紙『天界』などに非常に多数執筆している[1](国会図書館によれば、記事は総数300篇以上に及ぶ[2])。また、天文学史研究会の「談天の会」でもたびたび報告したり意見を述べたりした。

2014年からは、それまでに執筆した記事を分類してまとめ、『佐藤明達選集』と題する6冊の分厚い著書・編著として出版し[3]、晩年まで意見投稿を行った[4]

2023年11月に逝去、享年95歳。

著書・編纂書

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  • 『天文教育』 (佐藤明達選集 1)、2014年、誠文堂新光社、
  • 『天文史』 (佐藤明達選集 2)、2015年、同社、
  • 『人物天文誌』 (佐藤明達選集 3)、2016年、同社、
  • 『天文周遊』 (佐藤明達選集 4)、2016年、同社、
  • 『天文逍遥』 (佐藤明達選集 5)、2017年、同社、
  • 『天文書評』(佐藤明達選集 6)、2018年、同社。

出典

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  1. ^ 日本アマチュア天文史編纂会編(1987):『日本アマチュア天文史』、373頁、恒星社厚生閣
  2. ^ 国立国会図書館サーチ”. 国立国会図書館. 2024年1月30日閲覧。
  3. ^ 大学図書館の本をさがすCiNii Books”. 国立情報学研究所. 2024年1月29日閲覧。
  4. ^ 『天文月報』星空市場「夜明・日暮はどれだけ需要があるか」、第116巻No. 7、400頁(2023年)”. 日本天文学会. 2024年1月30日閲覧。