佐藤雅信
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佐藤 雅信(さとう まさのぶ )は、日本の実業家。株式会社TENGA商品開発担当取締役(代表取締役社長は松本和輝)、株式会社TENGAヘルスケア代表取締役。
2008年、2009年のマスターベータソン耐久時間男性部門王者にして世界記録保持者である。『TENGA論』(2011年、竹書房)の制作に関与したライターの罪山罰太郎は、佐藤を「オナニーの申し子」と呼んだ[1]。
人物
[編集]2011年のインタビューによれば、佐藤がオナニーを覚えたのは5歳の時だという[1]。その後も彼はオナニーを続け、就職活動中の大学3年時には無理な体勢での長時間オナニーを原因とするヘルニアを発症した。手術後の1ヶ月の入院生活中、佐藤は「これから自分は何をしたいか」と考えていた。ここで彼が出した結論はやはりオナニーであった。彼はふとしたきっかけで覗き込んだ、典雅のウェブページに掲げられた会社の理念に感銘を受け、思いの丈をしたためた長文を、ウェブサイトの問い合わせフォームへ投稿した。熱意が認められた佐藤は、アルバイトで採用されることとなり、ヒット商品TENGA EGGを開発[1]。瞬く間に、商品開発担当取締役まで上り詰めた。
そんな佐藤の名を、世界中のオナニスト達の間へ知らしめたのは、2008年のマスターベータソンであった。オナニーのオリンピックとも言うべき大会で、耐久時間部門(勃起状態をどれだけ持続させられるかを競う部門)に出場した佐藤は、イタリア人男性との一騎討ちに打ち勝ち、世界記録を大幅に上回る9時間33分というタイムで優勝を飾った[1]。
5歳でオナニーを始めた少年は、20年をかけて世界のオナニストの頂点へ上り詰めたのである。続く2009年大会では自己記録をさらに更新する9時間58分という大記録を樹立[2]。2年連続で表彰台に登った彼の肛門からは、抜き忘れたローターのコードが延びていた[1]。
長時間オナニーのイメージが強い佐藤だが、現在は商品開発のテイスティングを兼ねた、よりクイックなオナニーを主としている。オナニーを極めた佐藤が次に向かう先は夢精とのことである[1]。典雅の会社ブログでは「TENGAで32ビートを刻めるようになった」「7月にはエアコンをつけてもオナニー後は汗だく」など、彼の素顔とオナニーを垣間見る事が出来る[3]。
2016年11月に設立された、株式会社TENGAヘルスケアの代表取締役に就任。同社の公式ブログの中で同氏は「これまで専門家・機関だけでは予防や解決が難しかったような、世の中の様々な性にまつわる課題に対して、TENGAで培ってきたノウハウを基に、医療・福祉・教育、各分野の専門家・機関と連携して、課題の解決を行っていこうとしています」と述べている[4]。
「男の妊活」については、精子を見てみたいという好奇心からスタートしたことを、2016年12月9日のインタビュー記事で述べている[5]。
これらのことの具体例として、2017年6月1日のAbema TIMESの記事で「障害者の佐藤宏太」「男性の射精障害」について述べている[6]。
プレースタイル
[編集]2008年マスターベータソンでの佐藤のオナニースタイルは、ノートパソコンに取り込んだオカズを見ながら、射精せずに10種30個の自社製品で勃起状態を維持させるというものであった。2009年大会ではより新たな刺激を求め、肛門にローターを挿して競技に臨んでいる[1]。
また、2008年大会にてアスリートとしてオナニーに向き合った佐藤は、その経験から人間は6時間で煩悩が途切れるという結論に至った[1]。6時間を越えると精神的にも肉体的にも限界が訪れてしまうのだという。2009年大会では意図して5時間過ぎに一度射精して自己記録更新に成功している。なおノートパソコンを持ち込んではいたものの、オカズは基本的に周囲でオナニーに励む女性参加者であり、お気に入りの希崎ジェシカを使用したのは最後の2時間のみであった[2]。大会後のインタビューでは「次は10時間超え」とコメントしている[7]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h オナニーの世界チャンピオン、大いに語る! 株式会社TENGA取締役・佐藤インタビュー - 罪山罰太郎
- ^ a b マスターベータソン 9時間58分オナニーし続けた世界記録保持者に直撃 - リアルライブ
- ^ トンガリ - TENGA OFFICIAL BLOG
- ^ [1] - TENGA Healthcare始まります
- ^ [2] - 「面白そう」「精子を見てみたい」から始める男の妊活! はじめの一歩をTENGAから:株式会社TENGA・佐藤雅信さん
- ^ [3] - 障害者の性、男性不妊の研究・開発に取り組む「TENGAヘルスケア」の挑戦(Abema TIMES)
- ^ Masturbate-A-Thon 2009 Champion Masanobu Sato Speaks - SF Weekly