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佐賀市立小中一貫校北山校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
佐賀市立小中一貫校北山校
地図北緯33度25分52秒 東経130度12分05秒 / 北緯33.431044度 東経130.201326度 / 33.431044; 130.201326座標: 北緯33度25分52秒 東経130度12分05秒 / 北緯33.431044度 東経130.201326度 / 33.431044; 130.201326
過去の名称 北山尋常小学校
北山村立北山国民学校
北山村立北山小中学校
富士村立北山小中学校
富士町立北山小中学校
佐賀市立北山小中学校
国公私立の別 公立学校
設置者 佐賀市
設立年月日 【小学校】
1901年明治34年)4月1日
【中学校】
1947年昭和22年)4月1日
【小中一貫校】
2008年平成20年)4月1日
共学・別学 男女共学
分校 上無津呂分校(1903年 - 1972年
学期 3学期制
学校コード C141220100178 ウィキデータを編集(中学校)
B141220100312 ウィキデータを編集(小学校)
所在地 840-0534
佐賀県佐賀市富士町中原342番地2
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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佐賀市立小中一貫校北山校(さがしりつしょうちゅういっかんこうほくざんこう)は、佐賀県佐賀市富士町中原にある市立小中一貫校

概要

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歴史
小学校は明治に創立した小学校3校(温知・上無津呂・栗並)が1901年明治34年)に統合されて開校。中学校は1947年(昭和22年)創立。2008年(平成20年)に、小・中学校を統合の上、小中一貫校となった。
校章
  • 小学部 - 五芒星(☆)を背景にして、中央に校名の「北山」の文字(縦書き)を配している。
  • 中学部 - 羽ばたく鳥の絵を背景にして、中央に「北」の文字の上に、白抜きの「中」の文字を重ねている。
  • 小中一貫校のシンボルマーク - 「北」の文字を図案化したデザインとなっている。
校歌
  • 小学部 - 1959年(昭和34年)制定。作詞は腹巻紫浪、作曲は陶山聡による。歌詞は3番まであり、各番の歌詞中に校名の「北山の小学校」が登場。
  • 中学部 - 1959年(昭和34年)制定。作詞は腹巻紫浪、作曲は陶山聡による。歌詞は3番まであり、各番の歌詞中に校名の「北山中学校」が登場。
  • 小中一貫校のシンボル歌 - 2008年(平成20年)制定。作詞・作曲ともに木原慶吾による。歌詞は2番まであり、両番の歌詞中に校名の「北山」が登場。
通学区域
佐賀市富士町のうち、「大字大串、大字大野、大字上無津呂、大字栗並、大字下無津呂、大字中原、大字麻那古」。これに加えて、中学部は佐賀市立北山東部小学校大字古場、大字上合瀬、大字下合瀬、大字関屋(1~1270番地)、大字藤瀬)を卒業した生徒も通っている[1]

沿革

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前史
  • 1873年(明治6年)12月 - 「大野小学校」が創立。
  • 1874年(明治7年)8月 - 「上無津呂小学校」が創立。
  • 1875年(明治8年)- 「栗並小学校」が創立。
  • 1880年(明治13年)- 「麻那古小学校」が創立。
  • 1887年(明治20年)2月 - 尋常古場小学校を本校として、各小学校がその分校となる。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、小城郡11村(藤瀬・大野・中原・麻那古・上無津呂・下無津呂・古場・下合瀬・上合瀬・大串・栗並)が合併し、北山村が発足。
  • 1892年(明治25年)4月 - 尋常小学校(4年制)として分離・独立。
    • 「大野尋常小学校」
    • 「上無津呂尋常小学校」
    • 「麻那古尋常小学校」
    • 「栗並尋常小学校」
  • 1893年(明治26年)- 上記のうち2校(大野・麻那古)が統合の上、「温知尋常小学校」となる。
    • 「温知尋常小学校」
    • 「上無津呂尋常小学校」
    • 「栗並尋常小学校」
北山小学校
  • 1901年(明治34年)
    • 4月 - 上記尋常小学校3校(温知・上無津呂・栗並)を統合の上、「北山尋常小学校」(4年制)が設立される。
    • 10月 - 高等科(4年制)を併置の上、「北山尋常高等小学校」に改称。
  • 1903年(明治36年)1月 - 中原に校舎を新築。上無津呂分教場を設置。
  • 1908年(明治41年)4月 - 改正小学校令により、尋常科(義務教育)が4年制から6年制、高等科が4年制から2年制に改められる。
  • 1924年大正13年)8月 - 火災により、中原の新校舎が全焼。
  • 1925年(大正14年)3月 - 木造平屋建ての新校舎2棟が完成。
  • 1932年(昭和7年)10月 - 校歌(旧校歌)を制定。作詞は文学博士の高田保馬による。
  • 1933年(昭和8年)4月 - 講堂が完成。
  • 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令施行により、「北山村立北山国民学校」と改称。尋常科を初等科に改める。
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革(六・三制の実施)が行われる。
    • 国民学校初等科(6年制)は新制小学校「北山村立北山小学校」(6年制)に改組・改称。
    • 国民学校高等科(2年制)は青年学校普通科とともに新制中学校「北山村立北山中学校」に改組・改称。小学校に併設される。
  • 1948年(昭和23年)9月 - 上無津呂分校を相尾から落合に新築移転。
  • 1950年(昭和25年)5月 - 運動場を拡張。
  • 1956年(昭和31年)9月30日 - 3村(北山・南山・小関)合併により、佐賀郡富士村が発足。このため、「富士村立北山小学校」に改称。
  • 1959年(昭和34年)9月 - 新校歌を制定。作詞は服巻紫浪による。
  • 1966年(昭和41年)10月 - 町制施行により、「富士町立北山小学校」に改称。
  • 1967年(昭和42年)9月 - 小中共用のプールが完成。
  • 1971年(昭和46年)3月 - 新校舎・体育館が完成。
  • 1972年(昭和47年)4月5日 - 上無津呂分校を廃止。
    • 最終所在地(上無津呂分校)- 佐賀市富士町大字上無津呂2807番地(現・落合バス停、消防団格納庫付近)
  • 1992年(平成4年)7月 - 相撲場が完成。
  • 1994年(平成6年)12月 - パソコン教室を設置。
  • 1996年(平成8年)4月 - へき地学校一級地に指定される。
  • 1998年(平成10年)4月 - 特殊学級を設置。
  • 2000年(平成12年)- 創立100周年記念式典を挙行。
  • 2005年(平成17年)10月1日 - 佐賀市への編入により、「佐賀市立北山小学校」に改称。
  • 2006年(平成18年)- 中学校校舎へ移転。小学校校舎を解体。
北山中学校
  • 1947年(昭和22年)
    • 4月1日 - 学制改革により、国民学校高等科が青年学校普通科とともに、新制中学校「北山村立北山中学校」に改組・改称。
    • 5月1日 - 開校。校舎は北山小学校に併設。旧青年学校教室および小学校2室を充てる。7学級、7教室、職員12名。職員室は小学校と合同。
    • 5月3日 - 開校式を挙行。
    • 9月 - 小中の職員室を分離。
  • 1948年(昭和23年)3月 - PTAが発足。青年学校が廃止される。
  • 1952年(昭和27年)4月 - 北山村立家政学院が併設される。
  • 1954年(昭和29年)10月 - 木造新校舎が完成。校旗が寄贈される。
  • 1956年(昭和31年)9月30日 - 3村合併により、「富士村立北山中学校」に改称。
  • 1957年(昭和32年)
  • 1959年(昭和34年)
    • 2月 - 校歌を制定。
    • 4月 - 女子の制服を制定。佐賀県立佐賀農芸高等学校 富士分校 北山分室が廃止される。
  • 1961年(昭和36年)4月 - 運動場が完成。
  • 1963年(昭和38年)
    • 9月 - 国旗掲揚台が完成。
    • 12月 - 体育館が完成。
  • 1964年(昭和39年)
    • 1月 - ミルク給食を開始。
    • 10月 - 完全給食を開始。
  • 1965年(昭和40年)4月 - 6km以上のバス通学生に対して、8割補助を開始。
  • 1966年(昭和41年)10月 - 町制施行により、「富士町立北山中学校」に改称。
  • 1967年(昭和42年)4月 - 小中共用のプールが完成。
  • 1981年(昭和56年)5月 - テニスコートが完成。
  • 1992年(平成4年)3月- パソコンを設置。
  • 1998年(平成10年)- 創立50周年記念式典を挙行。
  • 2005年(平成17年)10月1日 - 佐賀市への編入により、「佐賀市立北山中学校」に改称。
  • 2007年(平成19年)- 小中一貫校新校舎・体育館が完成。中学校校舎を解体。
小中一貫校
  • 2008年(平成20年)
    • 4月1日 - 佐賀市立北山小学校と佐賀市立北山中学校を統合の上、「佐賀市立小中一貫校北山校」(現校名)と改称。
    • この年 - 運動場・プールが完成。シンボルマーク・シンボル歌を制定。
  • 2010年(平成22年)4月 - へき地学校に準ずる学校(準へき地)に指定される。
  • 2013年(平成25年)- オーストラリアの旗 リスモア校との交流を開始。

交通

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最寄りの幹線道路

周辺

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  • 佐賀北警察署北山警察官駐在所
  • 北山郵便局
  • Aコープ北山店
  • 大野春日神社
  • 正念寺
  • 金福寺
  • 大野代官所跡
  • 神水川
  • 神水川中原公園

脚注

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  1. ^ 佐賀市立小・中学校通学区域一覧”. 佐賀市ウェブサイト. 佐賀市. 2024年8月25日閲覧。

参考資料

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  • 富士町史上巻 (PDF) 」(2000年(平成12年3月31日, 富士町)p.755~p.763 明治期の教育 - 佐賀市ウェブサイト
  • 富士町史上巻 (PDF) 」(2000年(平成12年3月31日, 富士町)p.766~p.772 大正・昭和初期の教育 - 佐賀市ウェブサイト
  • 富士町史上巻 (PDF) 」(2000年(平成12年3月31日, 富士町)p.773~p.775 戦時下の教育 - 佐賀市ウェブサイト
  • 富士町史下巻 (PDF) 」(2000年(平成12年3月31日, 富士町)p.264~p.304 教育・文化【現代】- 佐賀市ウェブサイト

関連項目

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外部リンク

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座標: 北緯33度25分51.758秒 東経130度12分4.774秒