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余田弦彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

余田 弦彦(よでん つるひこ、生年不明 - 1927年)は、日本詩人旧制高知高等学校寮歌「豪気節」の作詞者である。

来歴・人物

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熊本県に生まれる。熊本県立玉名中学校(1921年卒業)から、旧制高知高等学校に進学する。高知高等学校では応援団長を務めた。寮歌「豪気節」を作詞し、1923年の第1回高知高等学校運動会で発表した[1]。運動会では同年から1924年にかけて「ダクダク踊りの歌」として、全身に墨を塗り、腰みのに竹やりを突いて踊り、大評判になったとされる。この「ダクダク踊りの歌」は、後の流行歌「酋長の娘」の元歌になったとされる[2]

旧制高知高等学校では同級生に秋田大助がおり、親友だった。

高知高等学校卒業後に京都帝国大学法学部に進学したが、在学中の1927年に死去した。

現在、高知県桂浜公園に豪気節の歌碑が建立されている[3]

出典

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