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余部埼灯台

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
余部埼灯台
航路標識番号
[国際標識番号]
0963 [M7283.5]
位置 北緯35度39分57秒 東経134度32分18秒 / 北緯35.66583度 東経134.53833度 / 35.66583; 134.53833座標: 北緯35度39分57秒 東経134度32分18秒 / 北緯35.66583度 東経134.53833度 / 35.66583; 134.53833
所在地 兵庫県美方郡香美町香住区御崎
塗色・構造 白色 塔形(円形) コンクリート造
レンズ 第3等大型フレネル
灯質 単閃白光 毎15秒に1閃光
実効光度 920,000 cd
光達距離 23.0海里(約43km)
明弧 70度から314度まで
塔高 13.91 m (地上 - 塔頂)
灯火標高 284.15 m (平均海面 - 灯火)
初点灯 1951年(昭和26年)3月25日
管轄 海上保安庁
第八管区海上保安本部
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余部埼灯台(あまるべさきとうだい)は、兵庫県美方郡香美町(旧城崎郡香住町)に立つ白亜の灯台。設置位置の標高が274m、灯火の標高が284mで全国一の高さである[1][2]。ただし、塔頂までの高さでは北海道島牧村にある茂津多岬灯台が全国一となる。また、光達距離はかつて日本一を誇っていたが、2003年の算出条件の変更により第一位の座を室戸岬灯台に譲った[2]

初代建設当時は道路が通じておらず、最寄りの船着き場から人力で資材を運搬し、完成に2年を要した。地元では御崎灯台[1][2]あるいは御崎の灯台[3]とも呼ばれる。

地理

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灯台のある伊笹岬は、1185年壇ノ浦の戦いで敗れた平家の武将門脇宰相教盛(清盛の弟)らがこの地に逃れてきたといわれる平家伝説の地である。

ここは山陰海岸が一望でき景観に優れる。天気がよければ丹後半島まで見渡せる。

歴史

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  • 1951年昭和26年)3月25日に設置、初点灯された。
  • 1961年(昭和36年)に無人化。日本で初めて予備電源装置を自動制御方式とした。
  • 1985年(昭和60年)11月11日に総工費4,100万円で建て替えが行われた。

交通

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JR山陰本線餘部駅から車で約10分弱程度。もしくは徒歩。
JR山陰本線香住駅から全但バス御崎行きで終点下車。

脚注

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  1. ^ a b 御崎灯台【みさきとうだい】”. 但馬の百科事典. 公益財団法人たんしん地域振興基金. 2020年7月26日閲覧。
  2. ^ a b c 余部埼灯台(御崎灯台)”. www.town.mikata-kami.lg.jp. 香美町. 2020年7月26日閲覧。
  3. ^ ひょうごの環境 但馬御火浦 漁火のみち 兵庫県、2024年10月29日閲覧。

外部リンク

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関連項目

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