信頼度成長曲線
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信頼度成長曲線(しんらいどせいちょうきょくせん 英:Software Reliability Growth Curve)とは、横軸に日付、テスト時間、またはテストケース数、縦軸に累積バグ発見数をとったグラフ。S字の成長曲線を描くことが多い。
プロジェクトの進捗状態の確認などに用いる。
決定論的モデルとして、最小二乗法でゴンペルツ曲線やロジスティック曲線に近似したり、確率モデルとして、非同次ポアソン過程モデルなどで表したりすることにより、現在の状況から今後の予想を立て、テスト進捗管理、バグ収束率の予測、残バグ数の予測などに用いることもある。
収束を見る場合に、横軸に日付を使った場合、テストをしていないからバグが出ないのか、テストをしてもバグが出ないのかの区別がつかないという問題がある。
参考文献
[編集]- 『ソフトウェア信頼性モデル-基礎と応用』、山田茂著、日科技連出版、ISBN 4817161167
- 『品質指向ソフトウェアマネジメント 』山田茂著、福島利彦著、森北出版、ISBN 9784627871113
- 『ソフトウェア品質知識体系ガイド (SQuBOK Guide)』、SQuBOK策定部会編纂、オーム社、ISBN 9784274501623
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ソフトウェア信頼性評価における最近の話題
- マルコフモデルに基づくソフトウェアの運用信頼性評価法と最適リリース問題への応用
- 信頼度成長曲線作成ツール SRATS - Excel 上でフォールトデータからソフトウェア信頼度を測るツール。