倉常寺
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倉常寺(そうじょうじ)は、埼玉県北葛飾郡杉戸町にある浄土宗の寺院。
歴史
[編集]1647年(正保4年)、宗連社迎誉玄珠によって開山された。正保年間(1644年 - 1647年)頃に椿村が開村していることから、村の開村とともに創建されたものと推測される。現在のさいたま市岩槻区にある浄国寺の末寺である[1]。
1932年(昭和7年)、当寺で得度した中島真孝が当寺第20世住職となった。真孝は東京府東京市赤坂区(現・東京都港区)の梅窓院の住職でもあったため、慶應義塾大学教授で僧籍を持つ田中木叉が当寺の寺務を代行した。その縁により、当寺は梅窓院の分院と称している[1][2]。
当寺には22基もの石仏が造立されている。これは開山の迎誉玄珠の発願によるもので、その多くが寛文年間(1661年 - 1673年)に集中している[3][1]。
交通アクセス
[編集]- 路線バス中椿停留所より徒歩18分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 埼玉県佛教会 監修『埼玉のお寺 埼玉県寺院全集』千秋社、2001年