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倉田実

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

倉田 実(くらた みのる、1950年5月9日[1] - )は、日本の国文学者大妻女子大学文学部教授[2]中古文学会常任委員[3]

略歴

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栃木県生まれ[4]。1973年東京学芸大学卒業[1]明治大学大学院文学研究科博士課程修了(1984年)[1]、満期退学[4]。2004年「狭衣物語の研究」で、大阪大学より博士(文学)の学位を取得[5]。『王朝摂関期の養女たち』で2005年紫式部学術賞受賞[6]

著書

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単著

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  • 『紫の上造型論』新典社研究叢書 1988
  • 『「わが身をたどる表現」論 源氏物語の膠着語世界』武蔵野書院 1995
  • 『狭衣の恋』翰林書房 1999
  • 『王朝摂関期の養女たち』翰林書房 2004
  • 蜻蛉日記の養女迎え』新典社選書 2006 ISBN 9784787967701
  • 『王朝の恋と別れ 言葉と物の情愛表現』森話社、2014 
  • 『庭園思想と平安文学 寝殿造から』花鳥社 2018

共著編

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  • 『国文学「解釈と鑑賞」別冊 源氏物語の鑑賞と基礎知識 no.17 空蝉』池浩三共編 至文堂 2001
  • 木村正中『中古文学論集 第5巻 源氏物語・枕草子他』編 おうふう 2002
  • 『王朝文学と建築・庭園』編 竹林舎 平安文学と隣接諸学 2007
  • 『講座源氏物語研究 現代文化と源氏物語』伊井春樹監修 編 おうふう 2007
  • 『王朝文学と交通』久保田孝夫共編 竹林舎 平安文学と隣接諸学 2009
  • 『王朝人の婚姻と信仰』編 森話社 2010
  • 『王朝文学文化歴史大事典』小町谷照彦共編著 笠間書院 2011
  • 『王朝びとの生活誌 『源氏物語』の時代と心性』小嶋菜温子服藤早苗共編 森話社・叢書・文化学の越境 2013
  • 『平安大事典 ビジュアルワイド 図解でわかる「源氏物語」の世界』編 朝日新聞出版 2015
  • 『伊勢集全注釈』 (日本古典評釈・全注釈叢書)、秋山虔・小町谷照彦共著 KADOKAWA 2016
  • 拾遺和歌集岩波文庫 2021。小町谷照彦校訂、倉田実補訂

脚注

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  1. ^ a b c 『現代日本執筆者大事典第4期』第2巻p342
  2. ^ 大妻女子大学|研究者検索|倉田 実(クラタ ミノル / KURATA Minoru)
  3. ^ 役員 - 中古文学会
  4. ^ a b 倉田実 プロフィール エルパカBOOKS
  5. ^ >狭衣物語の研究 ([倉田実): 2004|書誌詳細|国立国会図書館サーチ]
  6. ^ 紫式部学術賞 e-hon

外部リンク

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