倉田淳
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倉田 淳(くらた じゅん)は、日本の脚本家、演出家である。東京都出身で、男優集団劇団Studio Lifeの唯一の女性として、脚本、演出を手掛ける。
人物
[編集]1976年に演劇集団「円」研究所の第一期生として入所。卒業後は研究所の講師として在籍し、芥川比呂志に師事したほか、80年まで演出助手を務めた。講師時代の教え子には演劇集団「円」出身の大物俳優もいた。[1]。
東京生まれ。1985年に河内喜一朗とともに劇団Studio Lifeを結成し、ほとんどの作品の脚本と演出を手掛ける。英国の演劇事情にも通じており、1991年より、ロンドン、ニューヨークで日本人俳優のためのアクターズ・スタジオ正会員講師によるワークショップを企画・開催している。[2]。
主な脚本演出作品
[編集]- 「WHITE」(作:倉田淳)
- 「TAMAGOYAKI」(作:倉田淳)
- 「PANSY MAZE」(作:倉田淳)
- 「トーマの心臓」(原作:萩尾望都)
- 「ヴェニスに死す」(原作:トーマス・マン)
- 「HAPPY FAMILIES」 (原作:デボラ・ラヴィン)
- 「訪問者」(原作:萩尾望都)
- 「ヴァンパイアレジェンド」(原作:ジョゼフ・シェリダン・レ・ファニュ「カーミラ」)
- 「訪問者」連鎖公演 (原作:萩尾望都)
- 「死の泉」(原作:皆川博子)
- 「THREE MEN IN A BOAT+ワン」
- 「桜の園」(原作:アントン・チェーホフ)
- 「DRACULA」(原作:ブラム・ストーカー)
- 「黒いチューリップ」(原作:アレクサンドル・デュマ・ペール)
- 「Sons」(原作:三原順)
- 「月の子」(原作:清水玲子)
- 「LILIES」(原作:ミシェル・マーク・ブシャルド)
- 「OZ」(原作:樹なつみ)
- 「パサジェルカ 女船客~秘した過去が手招く旅路~」
- 「メッシュ」(原作:萩尾望都)
- 「白夜行」(原作:東野圭吾)
- 「夏の夜の夢」
- 「銀のキス」
- 「DAISY PULLS IT OFF」
- 「Romeo&Juliet」
- 「アドルフに告ぐ」(原作:手塚治虫)
- 「マージナル」(原作:萩尾望都)
- 「カリフォルニア物語」 (原作:吉田秋生)
- 「十二夜」
- 「じゃじゃ馬ならし」
- 「PHANTOM The untold story ~語られざりし物語~」(スーザン・ケイ)
- 「天守物語」(原作:泉鏡花)
- 「続・11人いる」(原作:萩尾望都)
- 「少年十字軍」(原作:皆川博子)
- 「BLOOD RELATIONS~血のつながり」(原作:シャロン・ポーロック/演出:倉田淳)
- 「エッグ・スタンド」(原作:萩尾望都/脚本・演出:倉田淳)
- 「THE SMALL POPPIES」(原作:DAVID HOLMAN/上演台本・演出:倉田淳)
- 「卒塔婆小町 (戯曲)」(原作:三島由紀夫/演出:倉田淳)
- 「はみだしっ子」(原作:三原順/脚本・演出:倉田淳)
- 「VANITIES」(原作:ジャック・ハイフナー/翻訳:青井陽治/演出:倉田淳)
- 「バタフライはフリー」(原作:レオナルド・ガーシュ/翻訳:黒田絵美子/演出:倉田淳)
- 「ぷろぐれす」(原作:ルイーザ・メイ・オルコット「若草物語」より/脚本・演出:倉田淳)[3]