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偏晶

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

偏晶(へんしょう:monotectic)は合金などが凝固するときの凝固形態、結晶組織の一つで、液相L1から液相L2と固相αが形成したときにできる結晶である[1]。 偏晶ができるような反応を偏晶反応(monotectic reaction)という[1]

L1→L2+α

偏析反応とよく似ている。) 液相がL1とL2に分解するが固相αとなるのはL1だけと偏っているため「偏晶」という。

状態図

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出典

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  1. ^ a b 日本機械学会『機械材料学』日本機械学会、2008年、52-53頁。ISBN 978-4-88898-169-9 

『見方・考え方 合金状態図』 オーム社(2003)三浦 憲司,小野寺 秀博,福富 洋志(著)104-116頁 ISBN 978-4274087448

関連項目

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