傾向と対策 (学習参考書)
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傾向と対策(けいこうとたいさく)は、旺文社の大学受験用学習参考書シリーズ。昭和24年(1949年)創刊[1]。
概要
[編集]試験内容を分析し、その"傾向"と"対策"を教科ごとに出版。人気シリーズとなり、赤本などと同様、受験生の間に「傾向と対策」という名前が浸透した。「傾向」と「対策」というそれぞれの言葉は以前からあったが、「傾向と対策」というワンセットでの言葉はこのシリーズから広まり、他の学習書や別分野でも使われるようになった。
1990年代までは全科目にわたって販売していたが、現在は「集中講義」と書名を変え、近似した内容を販売している。
シリーズ以外で「傾向と対策」という言葉が使われた例
[編集]学習書以外で使用する場合には「傾向と対策」という真面目な印象の表現をあえてジョーク的に用いる場合が多い。
- 愛の傾向と対策(1980年、工作舎)
- ハイパークリエータ・チャート 蛍光と対策―プロのための蛍光特色印刷ガイド(1997年、角川書店)ISBN 4049004038 ※書名パロディ
- スーパーロボットの動かし方〈2〉ロボット操縦の「傾向と対策」最新版! (非日常実用講座)(1998年、同文書院)ISBN 4810375315
- 関根勤・くりぃむしちゅープレゼンツ!! CGなんかでお笑いを目指しちゃう人のための傾向と対策 (2006年、TCエンタテインメント)DVD
- 傾向と対策(2009年、Magnifique)Jeepta 音楽アルバム
傾向と対策という単語が使われた商品
[編集]- 2019年度 技術士試験建設部門傾向と対策 ほか。