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光栄堯夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

光栄 堯夫(みつはな たかお、1946年12月22日 - )は歌人文芸評論家

経歴

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茨城県生まれ。東洋大学文学部国文学科卒業、上智大学大学院文学研究科修士課程修了。

大学在学中より詩誌「L'ETRANGER」を編集。その後、歌誌「個性」の同人として、加藤克巳に師事。短歌以外にも、評論小説と広く文芸の領域に関わる。歌集『姿なき客人』(五月書房、2003年)は、デザイナー・田淵裕一とのコラボレーションによる展覧会「輪郭の幻影 光栄堯夫歌集「姿なき客人」から」へと発展する[1]

現在は短歌を中心に活動を行っているが、その作風は、モダニズム短歌の影響を受けながら、いわば現代の黙示録的状況を描く手段として活用するところに独自性がある[2]。1985年、歌誌「桜狩」を創刊し、2018年の終刊まで主宰。会員に、吉野裕之(2011年まで)、尾形平八郎白瀧まゆみなどがいた。

著書

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  • 詩集『白日の記憶』国文社、1971年
  • 評論『三島由紀夫論』五月書房、1975年
同 砂子屋書房、1989年
沖積舎、2000年 ISBN 978-4806046585

脚注

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  1. ^ 会場はINAXギャラリー(現・LIXILギャラリー)、会期は2008年9月1日(月)~9月26日(金)。(田淵裕一展 - 輪郭の幻影 光栄堯夫歌集「姿なき客人」から”. LIXIL. 2015年2月10日閲覧。
  2. ^ 東郷雄二 「今週の短歌 134:2005年12月 第2週 光栄堯夫 または、切断面に眼差しを注ぐモダニスト」橄欖追放 – 東郷雄二のウェブサイト、2005年12月12日。

外部リンク

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