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児玉数夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

児玉 数夫(こだま かずお、1920年4月30日[1] - 2022年7月20日[要出典])は、日本の映画評論家。別名、玉松 徳夫(タママツ トクオ)[2]。日本映画ペンクラブ名誉会員[2]

経歴

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東京市(東京都) 赤坂区(現在の東京都港区)赤坂溜池町に生まれる[3]。本籍は三重県伊勢市

1941年、日本大学専門部経済科卒業後[2]、外務省に入省し、調査部、情報局第三部に配属。

戦後は1947年にセントラル映画社に入社、のちロマンス社フォトプレイ』日本語版・編集部他を経て、映画評論家となる[4]

著書

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  • 活動狂時代 三一書房 1967 (三一新書)
  • 妖怪の世界 : 怪奇映画への招待 未央書房 1968
  • 西部劇総覧 東都書房 1971
  • 無声喜劇映画史 東京書房社 1972
  • やぶにらみ映画史 : 戦後の記録 読売新聞社 1974
  • 映画の味わい方 明治書院 1974 (味わい方叢書)
  • 怪奇映画紳士録 明治書院 1975
  • 西部劇紳士録 明治書院 1975
  • 西部劇大鑑 明治書院 1976
  • やぶにらみ世界娯楽映画史 戦前編 社会思想社 1978 (現代教養文庫)
  • やぶにらみ世界娯楽映画史 戦後篇 社会思想社 1978 (現代教養文庫)
  • 名探偵銀幕登場 時事通信社 1979
  • 西部劇 : 娯楽映画の世界 社会思想社 1979 (現代教養文庫)
  • ミュージカル : 娯楽映画の世界 社会思想社 1980 (現代教養文庫)
  • キートン!キートン!!キートン!!! : Buster Keaton and his friends ブロンズ社 1980
  • 映画を楽しむ小事典 社会思想社 1981 (教養文庫 ; 1052)
  • 映画雑学おもしろbook 旺文社 1983 (旺文社文庫)
  • 世界名女優物語 旺文社 1983 (旺文社文庫)
  • 世界名優物語 旺文社 1984 (旺文社文庫)
  • 世界映画エロティシズム物語 旺文社 1984 (旺文社文庫)
  • 世界SF映画物語 旺文社 1985 (旺文社文庫)
  • 懐しのハリウッドミュージカル黄金時代 : 映画アドでみるアメリカ・ミュージカル映画の世界 国書刊行会 1985
  • ホラー映画の怪物たち 新潮社 1986 (新潮文庫)
  • ヨーロッパ映画1950's : Golden age 旺文社 1987 (旺文社文庫)
  • アメリカ映画1950's : Golden age 旺文社 1987 (旺文社文庫)
  • 活動狂日記 : 私の映画史昭和六年~二十二年 勁草書房 1988
  • リメイク映画への招待 著 時事通信社 1988
  • MGM-アメリカ映画黄金時代 講談社 1988 (講談社文庫)
  • ターザン 平凡社 1989
  • 1940年代の洋画 河出書房新社 1989 (河出文庫)
  • それはホームズから始まった:掌編ミステリー映画史 フィルムアート社 1993
  • ハリウッド広告史 : Kodama collection 研究社 1994
  • バスター・キートン100th あっぷる出版 1995
  • ハリウッドリメイク映画物語 研究社 1995
  • モンスター映画の誕生 青弓社 1996
  • ハリウッド・ギャングスター ワイズ出版 1997
  • 懐かしの映画女優101 新書館 2001
  • 密林・南海映画美女図鑑 : 知られざるヒロインの系譜 : Kodama collection 本の友社 2004
  • 西部劇大鑑 明治書院 2005
  • 1930~1950年代洋画アドグラフィティガイド 明治書院 2006 (Kodama collection Hollywood advertisements ; pt.2)
  • 私の映画日記 1(昭和12年-昭和26年) 右文書院 2006
  • 私の映画日記 2(昭和27年-昭和32年) 右文書院 2007
  • 私の映画日記 3(昭和33年-昭和37年) 右文書院 2007
  • 私の映画日記 別巻 1 (懐かしのハリウッド映画スタアと脇役) 右文書院 2007
  • 私の映画日記 別巻 2 (懐かしのヨーロッパ映画スタアと脇役) 右文書院 2007
  • 私の映画日記 4(昭和38年-昭和42年) 右文書院 2008
  • 私の映画日記 5(昭和43年-昭和47年) 右文書院 2008
  • スクリーン・エロティシズム ドイツ篇 右文書院 2008
  • スクリーン・エロティシズム アメリカ篇 右文書院 2008
  • スクリーン・エロティシズム フランス篇 右文書院 2008
  • スクリーン・エロティシズム 北欧・日本篇 右文書院 2008
  • スクリーン・エロティシズム イギリス篇 右文書院 2008
  • スクリーン・エロティシズム イタリア篇 右文書院 2008
  • ターザン : Kodama collection Part 2 右文書院 2009
  • 私の映画日記 別巻 3 (懐かしの浅草・神田) 右文書院 2009

共著

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  • 昭和映画世相史 社会思想社 1982 ※吉田智恵男と共著

脚注

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  1. ^ 児玉 数夫』 - コトバンク
  2. ^ a b c 日外アソシエーツ現代人物情報
  3. ^ 『モンスター映画の誕生』(青弓社)、奥付。
  4. ^ 『スクリーン・エロティシズム フランス篇』著者紹介