入口豊
人物情報 | |
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生誕 | 日本 大阪府 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 東京教育大学(現筑波大学)大学院体育学研究科 |
学問 | |
研究分野 | 教育学、スポーツ科学、健康科学(体育学) |
主な受賞歴 | 第10回秩父宮記念スポーツ医・科学賞奨励賞 |
公式サイト | |
http://biwako-seikei.jp/introduction/president/#02 |
入口 豊(いりぐち ゆたか)は、日本の教育学者、健康科学者、体育学者。びわこ成蹊スポーツ大学学長。大阪教育大学の元理事・副学長。
大阪府出身。大阪府立清水谷高等学校卒業。東京教育大学(現筑波大学)大学院体育学研究科修了。1977年(昭和52年)大阪教育大学の助手、1985年助教授。1993年(平成5年)文部省(現文部科学省)在外研究員としてアメリカ合衆国のボストン大学に。1996年大阪教育大学教授に。2008年(平成20年)学長補佐。2010年からキャリア支援センター長。2014年から理事・副学長。
2017年(平成29年)10月1日学校法人大阪成蹊学園の顧問に就任。10月19日から学園系列びわこ成蹊スポーツ大学の学長に就任した[1][2]。
専門は健康科学(保健学)、スポーツ科学、体育学(保健体育)で、2007年に第10回秩父宮記念スポーツ医・科学賞奨励賞を受賞。日本スポーツ教育学会や日本体育・スポーツ哲学会の理事も務めた。
大阪教育大学では長年、体育会サッカー部(男子)の総監督を務め、専門を生かした指導力で大阪教育大初のJリーガーとなる田中俊一(元ロアッソ熊本)を育てたり[3]、2013年に部を関西学生サッカーリーグで「私立の強豪大学に混じり,1部唯一の国公立大学チーム」に昇格[4]。その後、「創部100周年の記念イヤー」の2015年も再び2部から1部に昇格させたりしている[5]。
関西学生サッカー連盟の役員も務めるだけでなく、自身も2008年、関西学生サッカーリーグの「監督・選手が選ぶベストイレブン」の監督に選ばれており[6]、それら人脈で2016年には日本プロサッカーリーグJ1リーグのセレッソ大阪と大阪教育大学と「フレンドシップ協定」も締結させている[7]。
著書
[編集]共編著
[編集]- 『スポーツの倫理』(不昧堂出版、1992年)
- 『健康生活と体育』(名研図書、1993年)
- 『体育科教育の探求:体育授業づくりの基礎理論』(大修館書店、1997年)
- 『戦後体育実践論 第2巻』(創文企画、1997年)
- 『新世紀スポーツ文化論』(タイムス、2000年)
- 『体育科教育学入門』(大修館書店、2002年)
- 『教養としての体育原理』(大修館書店、2005年)
脚注
[編集]- ^ 毎日新聞2017年10月3日「嘉田氏後任で、入口氏が学長 びわこスポーツ大」
- ^ 京都新聞2017年10月3日「新学長に入口豊氏 びわこ成蹊スポーツ大
- ^ J2「ロアッソ熊本」へ内定の田中俊一さんが学長を訪問 - 大阪教育大公式サイト 2011年4月30日閲覧
- ^ 大阪教育大学「男子サッカー部が1部リーグ昇格決定」
- ^ 大阪教育大学「本学サッカー部が1部リーグ昇格」
- ^ 関西学生サッカーPRESS 2008年12月4日「監督・選手が選ぶベストイレブン/大教大・入口豊監督」
- ^ 大阪教育大学「セレッソ大阪とフレンドシップ協定締結」