全力回避フラグちゃん!
全力回避フラグちゃん!/Flag Chan! | ||||||||||
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YouTube | ||||||||||
チャンネル | ||||||||||
活動期間 | 2019年 - | |||||||||
ジャンル | アニメーション | |||||||||
登録者数 | 212万人 | |||||||||
総再生回数 | 1,911,998,516 回 | |||||||||
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チャンネル登録者数・総再生回数は 2024年11月6日時点。 |
全力回避フラグちゃん! | |
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アニメ | |
原作 | biki |
脚本 | biki、Plott |
アニメーション制作 | Plott |
製作 | Plott |
配信サイト | YouTube |
配信期間 | 2019年11月2日 - |
小説 | |
原作・原案など | biki、Plott |
著者 | 壱日千次 |
イラスト | さとうぽて |
出版社 | KADOKAWA |
レーベル | MF文庫J |
刊行期間 | 2021年12月24日 - |
巻数 | 既刊6巻(2024年5月24日現在) |
漫画 | |
原作・原案など | biki、Plott、壱日千次 |
作画 | 原田靖生 |
出版社 | KADOKAWA |
掲載誌 | コミックアルナ |
レーベル | MFコミックス |
発表号 | 2023年4月号 - 2024年7月号 |
発表期間 | 2023年3月14日 - 2024年6月17日 |
巻数 | 全2巻 |
話数 | 全11話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画、アニメ |
ポータル | 漫画、アニメ |
『全力回避フラグちゃん!』(ぜんりょくかいひフラグちゃん!、英語: Grim Reaper Flag Chan!)とは、漫画原作者のbikiによる原作で、株式会社Plottにより制作・配信されているYouTubeオリジナルアニメーション作品[1]。また、それを元に他の媒体で展開する諸作品。
概要
[編集]制作元が同じ姉妹チャンネルの『テイコウペンギン』、『混血のカレコレ』に続き、2019年11月2日よりPlottによりYouTube上での配信を開始した。
死亡フラグを題材とし、何の取り柄もないモブ男が死亡フラグを立てると、死神である死亡フラグが現れ、モブ男は全力で死亡フラグを回避しようするドタバタギャグコメディ[1][2]。
死亡フラグを擬人化したら面白いかもという妄想から作品は生まれた[3]。
2020年1月には、チャンネル開設から約2ヶ月で、登録者数が10万人を突破し[4]、2022年12月時点で登録者数70万人を超え、170本以上の投稿が100万回以上再生されるチャンネルへと成長した[2]。2023年6月3日に登録者数は100万人を突破した[5]。
2021年12月には、ライトノベル化が行われた[6][7][8]。
一話完結型でのギャグ展開が基本であるが、シリアスな展開のあるストーリー編や、キャラクターたちによる「歌ってみた」動画なども公開されている[2]。また、毎回モブ男のシチュエーションは変わる。[6]。
また、姉妹チャンネルとのコラボも行われることがある。
物語形式
[編集]何の取柄も無い男・モブ男の前に、突然少女が現れた。だが、その少女の正体は、死亡フラグだった。 実は、モブ男の住む世界は、失敗を繰り返す死亡フラグのために用意された練習用のための仮想世界で、モブ男はその練習台だったのである。 果たして、死亡フラグは立派な死神になることができるのか? そして、モブ男は死亡フラグを回避することができるのか?
扱われるテーマは幅広く、科学的知見を取り入れたり、社会風刺的要素も扱われている。
登場人物
[編集]主要キャラクター
[編集]- モブ男 / 人間No.1
- 声 - 梶川翔平
- 本作の主人公。誕生日:11月2日。身長:170cm、体重:60kg。
- 何の取柄も無い男。アホでマヌケでスケベなダメ人間であり、様々な状況でフラグを立てているが、いざというときには優しさや勇敢さを見せる。巨乳好きで、特技は死んだふり。動画によって年齢と職業、性格等が違うが、最後で死亡する事が多い。
- 元は、落ちこぼれだった死亡フラグの為に神様が作り出したトレーニング用のシステム(プログラム)だが、何らかのバグにより自我が芽生え始める。
- 後に、紆余曲折を経て、神様により人間No.1(役割(ロール):練習台(トレーナー))として生まれ変わった。
- 死亡フラグ / 死神No.269
- 声 - 武田華
- 本作のもう1人の主人公兼ヒロイン。誕生日:4月5日。身長:145cm。
- 死亡フラグが立った時に現れる死神見習いの美少女だが、フラグが立った人を助けてしまう優しい性格故に、全く回収出来ずにいる。
- そのため、神様が作り出したトレーニングシステム・モブ男で練習する事になるが、彼に恋愛感情を抱き始める。だが、彼に対してはツンデレなところがある。
- 大食いで、中でも○ーゲンダッツが好物。
- 生存フラグ / 天使No.11
- 声 - 武田華
- 生存フラグが立った時に現れる天使。誕生日:12月1日。身長:155cm。
- フラグ回収は優秀だが、ほとんどの人を病院送りにしてしまっている事から、モブ男がいる仮想世界で練習する事になる。
- 上述の通り、性格はいわゆるドSで攻撃的な言動が目立つが、本当は優しくなりたいと思っている。意外と照れ屋でツンデレ。猫好きで折り紙が得意。趣味は、筋トレ。
- 恋愛フラグ / 天使No.51
- 声 - 武田華
- 恋愛フラグが立った時に現れる天使。誕生日:7月7日、身長:151cm。
- ノリが良いが、悪戯好きで腹黒く小悪魔な性格。モブ男を玩具として翻弄して楽しんでいる。
- フラグ回収より、自分が楽しむことを優先する快楽主義者。
- 天界アイテムを使って、様々な騒動を巻き起こす。恋占いが好きで、お菓子作りが得意。
- 失恋フラグ / 死神No.51
- 声 - 岡村明香
- 失恋フラグが立った時に現れる死神。誕生日:7月7日、身長:151cm。
- 仮想世界を覗いてモブ男がフラれてもめげない姿に惹かれて以来、彼に強い想いを寄せている。
- 死亡フラグを始め、彼に近付く女性を別れさせようとするが、なぜか空回りをしてしまう不憫な体質。
- フラグ回収は優秀だが、本当はカップルを応援したいと思っている為、恋愛フラグに憧れを抱いている。性格は明るいがヤンデレで、モブ男にも冷たくあしらわれている。家事全般と裁縫が得意。
- 破滅フラグ / 死神No.270 / 堕天使No.0
- 声 - 岡村明香
- 破滅フラグが立った時に現れる死神。身長:140cm。
- フラグの中で、初の男性キャラ。死神No.269、いわゆる死亡フラグの後輩である。
- フラグ回収は計画を立てるタイプだが、やり方がダイナミックであり無関係な人達まで巻き込んでいる。そのため、モブ男のいる仮想世界で演習するが、彼のマイペースぶりに振り回された。生意気な性格で、モブ男の事を「クズ」呼ばわりしている。
- 記憶喪失の状態で、天界に迷い込んだところを神様に拾われた。
- だが、その正体は、天界の闇を増大させ、堕天させることを目的に地獄から遣わされた堕天使No.0。
その他の天界の住人
[編集]- 神様
- 声 - 梶川翔平
- 天使と死神を生み出した存在。身長:180cm。アロハシャツを着ている。趣味は衣装作りだが、センスに難がある為、人望は無い。
- 普段は頼りないが、面倒見は良い。
- 死神No.1
- 死神の中で最もフラグを回収してきた優秀な死神。神様と共にフラグ回収のトレーニングシステム(仮想世界)を作った。
- 普段は、ドクロの顔に黒いローブを被り鎧の様な全身黒服をまとっている。
- 死神No.13
- 死神の中でトップクラスの成績を誇る死神で、他の死神からも憧れの的。
- 落ち着いた性格。趣味は、ゲーム。
- 憤怒の死神 / 死神No.71
- 声 - 武田華
- 威圧的な性格の死神。反面、面倒見が良い。
- 強欲の死神 / 死神No.72
- ギャンブル好きな死神。だが、大抵は大負けしている。
- 嫉妬の死神 / 死神No.77
- 声 - 武田華
- 狂気的な性格の死神。恋愛フラグとのキャラ被りを気にしている。
- ナナ / 天使No.7
- 声 - 岡村明香
- かつて生存フラグの相棒だった天使。
- 持ち前の強運で、フラグを回収する。
仮想世界の住人
[編集]- モブ美
- 声 - 武田華
- モブ男のガールフレンド。
- ビリー
- 坊主とサングラスが特徴の黒人男性。語尾に「…ピョン」をつける。
- ギャル美
- 声 - 武田華
- ギャル。
- モテ男
- モテモテの男。
- モテ美
- 声 - 武田華
- モテモテの女。
- お茶の水虫博士
- 声 - 梶川翔平
- 発明家。モブ男に様々な発明品を提供するが、欠陥がある事も多い。
- モブ子
- モブ男の妹と名乗る少女。身長:148cm。実は、モブ男が女体化した姿。
地獄の住人
[編集]- 破壊の神様
- 神様の弟。地獄を支配する存在。
- 顔は神様と瓜二つだが、首に切断された傷跡がある。天界を堕天させようと企む。
用語
[編集]- 天界
- 現世とは異なり、死神や天使が住む世界。
- 天界アイテム
- 天界に存在するアイテム。通常ではできないことを可能にする様々なアイテムがある
他の媒体での展開
[編集]ライトノベル
[編集]2021年12月より、壱日千次による執筆、さとうぽてによるイラストによりライトノベル化が行われ[9]、KADOKAWA MF文庫Jより書籍が販売されている[6][10][11]。
ライトノベル版は、「次にくるライトノベル大賞2022」に入賞し、文庫部門5位、10代読者投票3位となった[12][13]。
コミカライズ
[編集]2022年に、ライトノベル版を元にしたコミカライズ化が決定し[14]、『コミックアルナ』にて2023年4月号から2024年7月号まで、原田靖生によるコミカライズ版が連載された[15][16][17]。
英語版チャンネル
[編集]Animation - Grim Reaper Flag Chan! | |
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YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2022年5月2日 - |
ジャンル | アニメーション |
登録者数 | 1.58万人 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2023年6月3日時点。 |
AnyMind Japanにより、海外向けの英語版のチャンネルが存在する。英語吹替と英語字幕もしくは原語音声と英語字幕での形式で動画が投稿されている。
商品展開
[編集]アニメイトでのグッズ販売[18]、フェアの開催、タイトーステーションとのコラボ[19]などで、姉妹チャンネルとともにキャラクター商品の展開を行なっている。
書籍
[編集]- 壱日千次(著者)・さとうぽて(イラスト)・Plott/biki(原作)『全力回避フラグちゃん!』KADOKAWA〈MF文庫J〉、既刊6巻(2024年5月24日現在)
- 2021年12月24日発売[7]、ISBN 978-4-04-681099-1
- 2022年3月25日発売[20]、ISBN 978-4-04-681292-6
- 2022年7月25日発売[21]、ISBN 978-4-04-681583-5
- 2023年4月25日発売[22]、ISBN 978-4-04-681940-6
- 2023年10月25日発売[23]、ISBN 978-4-04-682993-1
- 2024年5月24日発売[24]、ISBN 978-4-04-683608-3
- 壱日千次/Plott/biki(原作)・原田靖生(著者)『全力回避フラグちゃん!』KADOKAWA〈MFコミックス〉、全2巻
- 2023年9月13日発売[25]、ISBN 978-4-04-682711-1
- 2024年8月17日発売[26]、ISBN 978-4-04-683771-4
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b 『総チャンネル登録者数120万人突破!株式会社Plott、YouTubeアニメ「混血のカレコレ」「全力回避フラグちゃん!」「秘密結社ヤルミナティー」の制作・運営元であることを正式に公表。』(プレスリリース)株式会社Plott、2020年3月31日 。2023年6月3日閲覧。
- ^ a b c 『YouTubeチャンネル登録者数70万人超えのヒット作品、『超人気アニメ「全力回避フラグちゃん!」内 17LIVE紹介動画出演声優オーディション』開催!』(プレスリリース)17LIVE株式会社、2022年12月1日 。2023年6月3日閲覧。
- ^ biki_relicの2023年6月3日のツイート、2024年5月21日閲覧。
- ^ flag__chanの2020年1月10日のツイート、2024年5月21日閲覧。
- ^ flag__chanの2023年6月3日のツイート、2024年5月21日閲覧。
- ^ a b c “YouTube発の話題作『全力回避フラグちゃん!』がラノベに!?”. 電撃オンライン. KADOKAWA Game Linkage (2022年1月20日). 2023年6月3日閲覧。
- ^ a b “全力回避フラグちゃん!1 「(死亡フラグが)立ちました!」 YouTube発の大注目ラブコメ!”. MF文庫Jオフィシャルウェブサイト. 2023年6月3日閲覧。
- ^ 『PlottのYouTubeアニメ『全力回避フラグちゃん!』がライトノベル化!』(プレスリリース)株式会社Plott、2021年12月20日 。2024年5月21日閲覧。
- ^ “チャンネル登録者数63万人越えのYouTubeアニメ『全力回避フラグちゃん!』の小説がMF文庫Jより発売決定”. ラノベニュースオンライン. Days (2021年12月21日). 2023年6月3日閲覧。
- ^ “PlottのYouTubeアニメ『全力回避フラグちゃん!』がライトノベル化!”. Roof top (2021年12月20日). 2023年6月3日閲覧。
- ^ “12月は新人賞【優秀賞】受賞作が登場! YouTube発の新感覚ライトノベルや幼なじみラブコメも! MF文庫J 12月新刊は12月24日(金)発売!!”. KADOKAWA (2021年12月24日). 2023年6月3日閲覧。
- ^ 次にくるライトノベル大賞2022 投票結果
- ^ MF_bunkoJの2023年2月27日のツイート、2024年5月21日閲覧。
- ^ flag__chanの2022年3月25日のツイート、2024年5月21日閲覧。
- ^ biki_relicの2023年3月16日のツイート、2024年5月21日閲覧。
- ^ “コミックアルナ 2023年4月号”. コミックアルナ. KADOKAWA. 2023年6月3日閲覧。
- ^ コミックアルナ公式アカウント 2024年6月17日のポスト、2024年7月16日閲覧。
- ^ “『円満解決!閻魔ちゃん』『全力回避フラグちゃん!』『混血のカレコレ』『秘密結社ヤルミナティー』『テイコウペンギン』のグッズがアニメイト通販に登場!”. アニメイトタイムズ. アニメイト (2021年3月10日). 2023年6月3日閲覧。
- ^ “Plott×タイトー コラボレーション 注目の限定プライズが10月8日より続々と登場!”. TAITO (2023年4月17日). 2023年6月3日閲覧。
- ^ “全力回避フラグちゃん!2 「(生存フラグも)立ったぞ」 YouTube発の大注目ラブコメ第2弾!”. MF文庫Jオフィシャルウェブサイト. 2023年6月3日閲覧。
- ^ “全力回避フラグちゃん!3 「(恋愛フラグが)立ったよ?」YouTube発の大注目ラブコメ第3弾!”. MF文庫Jオフィシャルウェブサイト. 2023年6月3日閲覧。
- ^ “全力回避フラグちゃん!4 「(失恋フラグが)立っちゃった」YouTube発ラブコメ第4弾!”. MF文庫Jオフィシャルウェブサイト. 2023年6月3日閲覧。
- ^ “全力回避フラグちゃん!5 「(失恋フラグが)立っちゃった」YouTube発ラブコメ第5弾!”. MF文庫Jオフィシャルウェブサイト. 2023年10月25日閲覧。
- ^ “全力回避フラグちゃん!6 「(失恋フラグが)立っちゃった」YouTube発ラブコメ第6弾!”. MF文庫Jオフィシャルウェブサイト. 2024年5月24日閲覧。
- ^ “全力回避フラグちゃん! 1”. KADOKAWA. 2023年10月1日閲覧。
- ^ “全力回避フラグちゃん! 2”. KADOKAWA. 2024年8月17日閲覧。
外部リンク
[編集]- 全力回避フラグちゃん!/Flag Can! - YouTubeチャンネル
- フラグちゃん@YouTube登録者160万人🚩 (@flag__chan) - X(旧Twitter)
- 全力回避フラグちゃん! (@flag_chann) - TikTok