全卓樹
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全 卓樹(ぜん たくじゅ、英語: Taksu Cheon、1958年〈昭和33年〉 - )は、日本の理論物理学者、随筆家。理学博士(東京大学)。
高知工科大学環境理工学群教授。高知工科大学大学院工学研究科長・工学部長・基盤工学コース長・社会人特別コース長。
専攻は量子力学、数理物理学、社会物理学。量子ゲーム理論の研究で知られる。
経歴
[編集]京都府生まれ。東京都立国立高等学校卒業。1980年(昭和55年)、東京大学理学部物理学科卒業。1985年(昭和60年)、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。指導教員は有馬朗人。
ジョージア大学、メリーランド大学、法政大学等を経て、高知工科大学理論物理学教授。
著作
[編集]単著
[編集]共著
[編集]- Quantum Aspects of Life, A. Iqbal, T. Cheon, Derek Abbott, Paul C W Davies, Arun Kumar Pati, Imperial College Press 2008年9月
- 伊丹哲郎・松井伸之・乾徳夫・全卓樹『量子力学的手法によるシステムと制御』(コロナ社、2018年2月)