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全日本書芸文化院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
全日本書芸文化院
正式名称 全日本書芸文化院
略称 全書芸
事務局所在地 101-0054
東京都千代田区神田錦町1-10-1
代表 目良丹崖
設立年月日 1950年(昭和25年)
ウェブサイト https://www.z-shogei.co.jp/
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全日本書芸文化院(ぜんにほんしょげいぶんかいん)は、1950年(昭和25年)に創設された日本の書道団体。古典に立脚した純正書道を首尾一貫して実践している。競書誌全書芸』を毎月1回発行。書道展(公募)として創設当初から続く『全国書初大会』のほか、文化庁東京都が後援する『全書芸展』『全国書道コンクール』を主催。

本部事務局を東京都千代田区神田に置き、日本全国に100以上の支部を持つ。

概要

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終戦によって解散した興亜書道連盟の関係者によって創られた「日本書道学会」と小野田通平(初代社長)が出会い、更なる発展を求めて解散し「全日本書芸文化院」の名の下に書初手本の頒布を開始した。

初代会長:桑原翠邦(1995年没、元東宮御所書道御進講)

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役員・理事

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2020年(令和2年)1月現在の役員・理事は以下の通り。

  • 名誉顧問:楢崎華祥、堀天鶴
  • 評議員:秦大猷、梶田越舟
  • 代表目良丹崖
  • 副代表:一松美代
  • 運営委員長:増子総洋
  • 総務長:吉田菁風
  • 運営総務:125名
  • 総務:293名
  • 常任理事:480名
  • 理事:3,600名

※常任理事・理事は全国47都道府県と海外10数カ国に展開

[3][4][5]

発行誌

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競書誌全書芸』を毎月1回(15日)発行。(以下の部門別に3種の冊子を発行している)

各部門では月ごとに昇級・昇段試験を行っており、作品を提出することで級および段位の認定を受けることができる。

  • 一般の部(毛筆):古典に立脚した手本により、書の線を鍛え、感性を培う。
  • 学生の部:文部省毛筆・書写教育に基づいた参考手本。小学部では力強い古碑法帖による「文字の姿」を掲載。中学部は卒業と同時に一般部へ移行となるため、古典に立脚した参考手本および臨書講座(漢字・かな)もとり入れている。また、書き方(硬筆)の部では正しい文字の形を学んでいる。
  • ペン字(ペン・万年筆):日本の古典などの名筆を習い、文字の美しさを学ぶ。

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書道展(公募展)

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全日本書芸文化院が主催する書道展(公募展)は、主に以下の3つがある。

  • 全国書初大会:刊行手本語句による作品で優秀作品を選出。優秀作品は大会会場に展示。会場は池袋サンシャインシティ

  開催時期:2月(作品締切時期:1月)

  • 全書芸展(後援:文化庁東京都):漢字(創作/臨書)、かな(創作/臨書)それぞれを1部(聯落~3×6)2部(半切以下)に分けた計8部門にて鑑別審査を行う。優秀作品は会場に展示。会場は国立新美術館

  開催時期:12月(作品締切時期:9月)

  • 全国書道コンクール(後援:文化庁東京都):半紙(毛筆)、書き方(硬筆)で日本一を目指す。上位入賞作品は国立新美術館全書芸展会場に展示。会場は国立新美術館。開催時期は12月(作品締切時期:9月)

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脚注

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  1. ^ 全日本書芸文化院 本院案内 本院概要(2017年8月20日閲覧)
  2. ^ 全日本書芸文化院 支部紹介 支部一覧(2017年8月20日閲覧)
  3. ^ 全書芸2017年1月号(2016年12月15日発行)
  4. ^ 全日本書芸文化院 本院案内 四役の横顔(2017年8月20日閲覧)
  5. ^ 全日本書芸文化院 本院案内 役員・理事(2017年8月20日閲覧)
  6. ^ 全日本書芸文化院 本誌紹介 発行誌『全書芸』(2017年8月20日閲覧)
  7. ^ 全日本書芸文化院 イベント情報 イベント情報(2017年8月20日閲覧)

外部リンク

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