八戸ブックセンター
八戸ブックセンター | |
---|---|
八戸ブックセンター(2018年5月撮影) | |
情報 | |
用途 | 書店 |
竣工 | 2016年 |
開館開所 | 2016年(平成28年)12月4日 |
所在地 |
〒031-0032 青森県八戸市六日町16-2Garden Terrace 1階 |
座標 | 北緯40度30分33.4秒 東経141度29分29.3秒 / 北緯40.509278度 東経141.491472度座標: 北緯40度30分33.4秒 東経141度29分29.3秒 / 北緯40.509278度 東経141.491472度 |
八戸ブックセンター(はちのへブックセンター)は、青森県八戸市の公営書店。書籍販売だけでなく、本に関わるイベントも開催している。
概要
[編集]青森県八戸市六日町の複合ビルGarden Terrace1階に2016年(平成28年)12月4日に開設された公営書店である。開設にあたり、ブック・コーディネイター内沼晋太郎がディレクションを務めた。八戸市内の民間書店・図書館・市民活動と連携することで、八戸市民への本の普及を目指すことを目的としている。
書店内でドリンクを購入しその場で飲みながら本を見ることができるようになっている。同施設をプロデュースした内沼晋太郎が経営する「B&B」が、ビールの提供・イベント開催の相乗効果が認められるビジネスを組み合わせることで、書籍の販売を促進するスタイルを採用している。この店のスタイルが八戸ブックセンターのモデルになっている[1]。
開店までの経緯
[編集]当初は2階に入居する予定であったものの、Garden Terrace側のテナント交渉により、2階にヤフー株式会社八戸センターがチーノはちのへ7階から入居することとなったため、1階に変更されることとなった[3]。
開店後
[編集]開店して1年経過した2017年12月時点では来館者数16万7,576人(1日平均537人)、販売書籍数9,998冊(1日平均32冊)となり、八戸市で目標としていた来館者数1日平均300人、販売書籍数1日平均30冊は超えている[4]。
沿革
[編集]施設
[編集]セレクトブックストア
[編集]各分野に分かれた販売書籍が陳列されている。選書については文明的な書籍よりも文化的な書籍が重視されており、八戸市内の書店と販売書籍の競合を避け、実用書を入荷しないように配慮がなされている[5]。
カンヅメブース
[編集]執筆目的の部屋で「八戸市民作家」の登録者が使用できる。Wi-Fiも完備されている[6]。
読書会ルーム
[編集]八戸ブックセンターで企画した本の読書会が開催されている[7]。読書会が開催されていない通常時もアルコール類も含めドリンクを購入できるため、利用客はドリンクを購入すれば利用できる。
三浦哲郎文机
[編集]三浦哲郎の文机をレプリカとして再現。一般利用者も読書机として利用可能。なお実物は八戸市立図書館に展示されており、貴重な資料であるため、利用することはできない[8]。
アクセス
[編集]- 八戸駅東口から八戸市中心市街地経由バス約25分、八戸中心街ターミナルから徒歩約0分
- 本八戸駅南口から徒歩約10分
脚注
[編集]- ^ 「エコノミック・マンデー」 デーリー東北 2017年1月19日
- ^ @hachibookcenter (2021年4月21日). "『本の雑誌』2021年5月号📚(本の雑誌社) 特集「本屋がどんどん増えている!」の中の、「いま行きたい!全国独立系本屋112」にて、……". X(旧Twitter)より2024年10月3日閲覧。
- ^ 「八戸・六日町ブックセンター複合ビル1階に変更」 デーリー東北 2016年1月22日
- ^ 「来館者数16万人 市「目標達成」八戸ブックセンター」 デーリー東北 2018年1月2日
- ^ 「八戸ブックセンター構想に賛否」 デーリー東北、2015年6月14日
- ^ 「八戸市運営の書店執筆専用“カンヅメブース”も設置」 NEWSポストセブン 2018年4月10日
- ^ 「八戸ブックセンター開設から半年 本と出合うイベント活発に」 八戸経済新聞 2017年7月6日
- ^ 「八戸ブックセンターに『三浦哲郎部屋』愛用の文机レプリカ設置」 八戸経済新聞 2016年5月16日
関連項目
[編集]- マチニワ
- Garden Terrace
- 金入 - 八戸ブックセンターの事業で連携。
- 内沼晋太郎 - 八戸ブックセンターのブック・コーディネイター。
外部リンク
[編集]- 八戸ブックセンター
- 八戸ブックセンター (hachinohebookcenter) - Facebook
- 八戸ブックセンター (@hachibookcenter) - X(旧Twitter)