八馬駒雄
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八馬 駒雄[1](はちうま こまお、1906年(明治39年)11月30日[2] - 1963年)は、日本の商人(米穀商)[1][3]、実業家。西宮酒精社長[2][4][5]。
人物
[編集]兵庫県西宮市出身[2]。八馬永蔵の五男[6]。三代八馬兼介、八馬安二良の弟[6][7]。八馬眞治の兄[2][6]。
1928年、同志社専門高商部卒業[2]。1929年、分家した[8]。米穀商を営んだ[1][3]。兵庫県武庫郡良元村小林字ハクサリ(現宝塚市)で果樹園を経営した[9]。宝梅園土地建物代表社員[7]、多聞土地代表社員を務めた[8]。
1949年、新朝日自動車取締役、西宮酒精社長に就任した[2]。1950年、宝梅園農場社長を兼任した[2]。八馬汽船取締役、同監査役を務めた[2][8]。
趣味は、乗馬・読書・謡曲[2]・運動[5][8]。宗教は真宗[5][8]。住所は兵庫県宝塚市小林字ハクサリ[2]。
家族・親族
[編集]- 八馬家
→詳細は「八馬兼介 (3代) § 家族・親族」を参照
- 妻・信代(1910年 -2001年、山口、嶋谷汽船社長嶋谷徳三郎の娘、嶋谷武次の妹)[4][5][10]
- 長女・登代子(1931年 -2018年)
- 長男・務(1936年-2021年)
- 二女・美奈子(1941年 -)
- 三女・芙規恵(1944年-,大日本倉庫社長髙井榮彌の妻)
脚注
[編集]- ^ a b c 『日本紳士録 第28版』神戸ハの部16頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年8月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 『大衆人事録 第二十三版 西日本編』は693頁。
- ^ a b 『人事興信録 第7版』は11頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年6月13日閲覧。
- ^ a b 『豪閥 地方豪族のネットワーク』385-393頁。
- ^ a b c d 『人事興信録 第15版 下』ハ16頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年6月4日閲覧。
- ^ a b c 『人事興信録 第4版』や12-13頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年6月4日閲覧。
- ^ a b 『人事興信録 第10版 下』ハ53頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年6月6日閲覧。
- ^ a b c d e 『人事興信録 第14版 下』ハ52-53頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年6月6日閲覧。
- ^ 名家の御曹子が果樹園の経営 八馬兄弟の宝梅園土地 梅林としては阪神第一 経済的道楽、『神戸新聞』(昭和7年11月2日-11月6日)。
- ^ 『人事興信録 第8版』シ61頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年6月4日閲覧。
参考文献
[編集]- 人事興信所編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年。
- 人事興信所編『人事興信録 第7版』人事興信所、1925年。
- 人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
- 交詢社編『日本紳士録 第28版』交詢社、1924年。
- 人事興信所編『人事興信録 第10版 下』人事興信所、1934年。
- 人事興信所編『人事興信録 第14版 下』人事興信所、1943年。
- 人事興信所編『人事興信録 第15版 下』人事興信所、1948年。
- 広瀬弘『大衆人事録 第二十三版 西日本編』帝国秘密探偵社、1963年。
- 佐藤朝泰『豪閥 地方豪族のネットワーク』立風書房、2001年。