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八龍の森(はちりゅうのもり)は、福岡県糸島市にあった森。細石神社の東200メートルほどのところにあり、かつては野石が一個立っていた。三雲集落の人は、木花開耶姫の子であり、日向第二代の彦火々出見尊の生誕地と伝えている[1]。しかしながら現在は、森は伐採されてしまい一本の木を残すだけとなっている。立っていた野石は細石神社に移されているが、地元の人々はその石を神聖視している[2]。かつては毎年9月12日に高祖神社から神輿が渡ってくる所であった[3]。
近隣には築山古墳、端山古墳、三雲南小路遺跡がある。
- ^ 『糸島郡誌』 p. 926
- ^ 『実在した神話―発掘された「平原弥生古墳」』 p. 16
- ^ 『怡土志摩地理全誌』 p. 44