六元素情報システム
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒220-0011 横浜市西区高島1-2-13 LG YOKOHAMA INNOVATION CENTER 12階 |
設立 | 2012年9月20日 |
業種 | サービス業 |
事業内容 | システム設計・開発・コンサルティング、ITサービス・ソリューション提供 |
代表者 | 余澤 洋平(代表取締役社長)[1] |
資本金 | 5,000万円[1] |
売上高 | 48.3億円(2023年12月期) |
従業員数 | 270名(2023年12月現在)[1] |
外部リンク | https://www.rgsis.com/ |
六元素情報システム株式会社(ろくげんそじょうほうシステム)は、横浜市西区高島1丁目に本拠を置く日本のIT企業。金融システム開発や先端技術開発、Salesforce導入、ローコード開発などを行っている[2]。
概要
[編集]「ITの力で、感動と幸せを創造する。」をミッションに掲げ、クライアントの課題は、社会課題に直結するものと捉え、システム開発を軸にITソリューションを提供する[3]。日本の社会インフラである金融系システムを裏で支えるなど、付加価値の高いソリューションの開発を行う。生活や教育など幅広い領域で、独自のプロダクトを開発する新規事業にも注力し、ベンチャーマインドを大切にする[4]。
SI(システムインテグレーション)事業を基軸とするが、中でも金融システム開発では、大手SIerと長年連携[4]。金融系のシステムは重要な社会インフラであり、システムのダウンを始め、データの改ざんの防止が不可欠であり、高いセキュリティ技術が求められる上、いつでも使える、アクセスできるなど、ユーザーが使いやすいものでないといけないという相反する課題の解決や低コストを実現し[4]、2024年には最大の顧客から「最優秀パートナー賞」を授与されるなど、高い評価と信頼を得て急成長[4]。創業以来11年間連続成長を達成し、2023年の売上はグループ全体で48億円を突破した[4]。
2021年にリリースした『Rakumon』(ラクモン)はITを活用し教育の中間コストを抑制し、良い教育を適切な費用で提供することにより、家庭学習の環境から生じている教育格差を解決でき、同時に大学生や教員の給料水準の向上を実現するプラットフォームである[5]。同じく2021年に特許を取得した独自開発のプロダクトで、Webアプリケーション向けのローコードのUI・APIテスト自動化ツール『ATgo』を新事業の主力商品とする[6][7][4]。「ATgo」は代表の余澤が、日本のシステム開発はテスト工数が膨大で、開発コストを高くしている原因と気付き、テスト工数を大幅に削減できるツールとして開発したものである[3]。
「第37回 独創性を拓く 先端技術大賞」(主催:産経新聞社、後援・文部科学省、経済産業省、フジテレビジョン、ニッポン放送、特別協力・アカリク)協賛[8]。
社名の由来
[編集]六元素情報システムという社名は、企業を発展させるための「顧客」「従業員」「株主」「社会」「パートナー」「ライバル」の6つの要素を大事にしたいという想いから名付けられた[2]。
沿革
[編集]- 2012年 - 9月20日、IT企業出身の余澤洋平が自分の理想とする会社を作りたいとする思いから設立[5]。設立当初から、金融系のシステム開発を主軸に事業を展開[3]。
- 2019年 - 11月27日、Pegasystems Inc. (NASDAQ: PEGA)の日本法人、ぺガジャパン株式会社とアライアンス契約を締結[9]。
- 2021年 - 『Rakumon』(ラクモン)をリリース[5]。独自開発の『ATgo』で特許を取得。
- 2024年
主要製品
[編集]Rakumon
[編集]小中高校生及び大学受験生向け学習支援アプリ。「新型コロナ禍で広がった学習の格差を解消したい」という思いがきっかけで開発された教育の課題を解決するサービス。小中高の生徒が宿題などで一人で問題を解決できないときにチャット形式で大学生が答え、報酬が得られるプラットフォーム[5][4]。
ATgo
[編集]Webアプリケーション向けに設計されたローコードのUI・APIテスト自動化ツール。DXを進める中、働き手の減少が懸念される開発現場の「効率化、コストカット実現」の解決を目指し生みだされた。インターネット接続が不要なため、高いセキュリティを維持しつつ、効率的なテストを実現する。自動化ツールテストの実行のほか、エビデンスの記録や提出用データの作成など、結果の検証までを自動化が可能[6]。UI・APIテストの実行・検証の自動化及びシステムの品質確保とコスト削減をサポートする。また、自動でエビデンス&レポート生成を行うため、テスト結果が一目でわかるという特徴を持つ[7]。特許第6830701号[14]
主要取引先
[編集]加盟団体
[編集]メディア
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d “会社概要”. 六元素情報システム株式会社. 2025年1月5日閲覧。
- ^ a b c “日本のシステム開発AIの活用で改革”. エコノミスト. 2025年1月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “ハイレベルの金融ITソリューションを担う六元素情報システム株式会社でエンジニアが活躍する環境とは”. ミライのお仕事. 2025年1月5日閲覧。
- ^ a b c d “【メディア出演】TBSラジオ「テンカイズα」六元素情報システム代表・余 平 インタビュー”. 六元素情報システム株式会社. 2025年1月5日閲覧。
- ^ a b “企業向けAI活用サービス・開発会社まとめ”. IVRy (2024年12月16日). 2025年1月5日閲覧。
- ^ a b “【2024年最新】おススメの企業向けAI関連サービス・開発会社まとめ”. AI総研 (2024年10月22日). 2025年1月5日閲覧。
- ^ “六元素情報システムが協賛する「第37回 独創性を拓く 先端技術大賞」授賞式が開催されました”. 六元素情報システム株式会社 (2024年7月26日). 2025年1月5日閲覧。
- ^ “六元素、PegasystemsとDXの分野でアライアンス契約を締結”. 六元素情報システム (2019年11月27日). 2025年1月5日閲覧。
- ^ “「パートナーシップ構築宣言」を公表しました”. 六元素情報システム. 2025年1月5日閲覧。
- ^ “テスト自動化ツール「ATgo」、Developers Summit 2024 Summerに協賛”. 六元素情報システム株式会社. 2025年1月5日閲覧。
- ^ “ビジネスAIソリューション「BrainGo powered by ChatGPT」を提供開始”. 六元素情報システム株式会社 (2024年8月24日). 2025年1月5日閲覧。
- ^ “書籍『生成AIアプリケーション開発入門 基礎から応用まで学べるエンジニア向け実践ガイド』を発売します”. 六元素情報システム. 2025年1月5日閲覧。
- ^ “テスト自動化ツール「ATgo」について”. 六元素情報システム株式会社. 2025年1月5日閲覧。